東京アカデミー大阪校
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こんにちは、公務員試験の予備校 東京アカデミー大阪校公務員担当です。
最近、食料品の値上げがニュースになることも多いですが、この生活に密着した「食」に関する話題は公務員試験の討論や論文テーマとして出題されやすいと言えます。
「食」については、出題として様々な切り口が考えられます。
例)食品ロスが問題となっているが、削減するために行政としてどう取り組めばよいか。
*この問題については、環境問題(CO2排出)の観点からも問われます。つまり、CO2削減をどうすれば良いかという課題に対し、食品ロスの観点から論を展開することも可能ということです。
例)○○県の特産品の販売拡大のために行政は何をするべきか。
*農林水産物・食品輸出額が2021年度1兆円突破、2025年度までに2兆円という政府目標があるため国内だけでなく外国への輸出も視野に入れた展開が良いと思います。また、特産品のブランド化をいかに行うかの提案もありかと思います。
例)農林水産業の担い手の確保と育成のために行政ができることは何か。
*農林水産業従事者の高齢化による減少が課題となっています。解決方法の一つとして、ICTやロボットの活用などをあげるのも良いと思います。
例)新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、飲食店などの事業者も大きな打撃を受けましたが、今後行政として何をすべきか。
*事業者が立ち直れなければ、税収や雇用にも大きな影響を及ぼします。コロナではないですが、現在の物価高に対して、市民だけでなく事業者にも補助を行っている自治体がありますので地域通貨の利用など上げても良いかと思います。
「食」に関しては、自治体ごとにテーマが変わってくると予想されます。自治体研究の際に注視しておきましょう。