東京アカデミー松山校
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みなさん、こんにちは。教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の高橋です。
いよいよ7月に入りました。毎日とにかく暑いですね。
今回のテーマはこちらです。
先日、6/18(土)に令和5年度高知県公立学校教員採用候補者選考審査が行われましたが、その教職問題の中に、ヤングケアラーについての出題がありました。
次の文のような状況にある子どもたちの名称として正しいものを下の1~5から一つ選びなさい。 〇障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている 1 チャイルドケア |
答えは4 ヤングケアラーですね。
法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。
「家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートを行っている18歳未満の子供を、ヤングケアラー」といい、厚生労働省のホームページでは、上記のほかにも、このように説明されています。
〇目を離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている 〇日本語が第一言語ではない家族や障がいのある家族のために通訳をしている 〇アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している 〇障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている 〇障がいや病気のある家族の入浴やトイレの解除をしている |
愛媛県の教員採用試験では、現在一般教養試験の実施がないため、筆記試験での出題の可能性は低いのですが、面接試験ではその知識が問われるかもしれません。
ヤングケアラーについて、上記をまとめて簡潔に説明できるよう、準備をしておきましょう。
なお、愛媛県の1次集団面接での回答時間は20秒です。文字数にすると約100ワードほどになります。まずは、100ワードにまとめ20秒以内で簡潔に説明できる準備をしてみてください。
みなさんのご健闘をお祈りしています。
ヤングケアラーについてはこちらの資料をご参考ください。
厚生労働省HP ヤングケアラーについて
愛媛県HP ヤングケアラーについて
愛媛県~私たちにできることを考えよう~ヤングケアラーについて