東京アカデミー大阪校
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東京アカデミー大阪校公務員担当です。
皆さんもテレビやネットニュースで知っているかと思いますが、7月10日に参議院選挙の投開票日を迎えますね。
公務員試験では、選挙がある年には選挙制度や直近の選挙結果などが、出題されやすい傾向があります。今年の試験でも、すでに大卒程度公務員試験で、2021年に実施された衆議院選挙について出題されています。9月以降の高卒公務員試験においても出題が見込まれますので、大事なポイントに絞って確認しておきましょう!
主な獲得議席数(全465議席)
党派 |
自民党 |
公明党 |
立民党 |
共産党 |
維新の会 |
国民党 |
選挙前勢力 |
276 |
29 |
109 |
12 |
11 |
8 |
今回結果 |
261 |
32 |
96 |
10 |
41 |
11 |
①2017年に行われた第48回衆議院議員総選挙から、定数が480人→465人に削減された。
②自民党は公示前から議席を減らしたものの、絶対安定多数である261議席を確保した。
③立憲民主と共産などの野党5党は全289選挙区の75%にあたる217選挙区で候補者を一本化して臨んだが、公示前から大きく上積みできなかった。
④衆議院議員の任期満了年と同じ年に総選挙が行われるのは2009年以来、12年ぶり。任期満了以降に総選挙が行われるのは、現行の日本国憲法下では初めてである。
⑤年代別投票率は、10歳代が43.21%、20歳代が36.50%、30歳代が47.12%となった。また全年代を通じた投票率は55.93%であった。
⑥小選挙区の「1票の格差」は最大で2.09倍となり、前回2017年の衆議院選挙の時よりも0.11ポイント拡大して、再び2倍を超えた。
※知っておきたいワード『絶対安定多数』
獲得人数 |
233 |
244 |
261 |
310 |
衆院の定数 465 |
過半数 |
安定多数 |
絶対安定多数 |
3分の2 |
法案の可決に必要 |
全常任委員会で委員の半数を確保し、委員長を独占 |
全常任委員会で委員の過半数を確保し、委員長を独占 |
参院で否決された法案の再可決や憲法改正の発議に必要 |
それでは、予想問題にチャレンジしてみましょう!
2021年に実施された衆議院選挙についての以下の記述から、適切なものを1つ選びなさい。
【正答】5