東京アカデミー大阪校
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みなさん,こんにちは。公務員試験の予備校,東京アカデミーです。
今週から国家一般職の申し込みが開始し、いよいよ今年度の採用試験が本格的にスタートしました。筆記試験まで約3ヶ月を切りましたので、筆記・面接試験ともに引き続き準備を進めておきましょう。
さて今回の公務員ブログでは、前回の『自己分析』に続いて、『官公庁・自治体研究』について、取り上げます。己を知った後は相手(受験先)のことを知っていくことが必要です。
志望動機や自己PRを作っていくうえでも必須作業となりますので、絶対にやっておきましょう。
面接官の立場で想像してみてください。面接の際、受験生が志望しているはずの官庁・自治体のことを全く理解していなかったらどう思いますか?
「他に本命の自治体があるのかな?」、「うちの自治体のことよくわかっていないみたいだけど、長く勤められるかなあ?」と疑問符だらけになってしまいますね。
さらに本質的なことを言えば、研究をしていなければ、面接カードの志望動機欄を埋められないのでないでしょうか。官庁・自治体の仕事を理解したうえで、そこを志望した「あなたならではの志望理由」を整理することが重要です。
おおまかに分けると以下の4つが挙げられます。
まずは上記の内容を調べ、自分の中で現状に対する考えを持っておくようにしましょう。また面接時までには、それぞれの項目で、複数パターン話せるようにしておくと万全です。
収集方法についてもまとめてみましたので、確認していきましょう!
①採用パンフレットを熟読しましょう
②官公庁・自治体の説明会に参加しよう
③ 受験する役所や様々な施設に実際に行ってみましょう
※大事な情報がたくさん書いてあります。役所で働く先輩方が紹介されている場合には、具体的な仕事のイメージをつかむために読んでおきましょう
④官公庁・自治体発行の広報誌を読み、その自治体がどんなことをしているのかを確認しましょう(WEBでも見ることができるところが多いです)
※できれば1年分くらい見るとその自治体の行っていることが見えてきます。
特に、予算関係の記事はその自治体の政策が見えてきます。
⑤地域のニュースに関心を持ちましょう
※地方のテレビ局や地方新聞など確認ができるのであれば、チェックしておきましょう!
⑥HPを確認しましょう
※自治体の長の紹介や、施策方針などを読んでおくと良いと思います。大阪府内や兵庫県内などのほとんどの自治体はYouTubeやSNSを通じて情報を発信していますので、チェックしておきましょう。
「自己分析」、「官庁・自治体研究」が完了すれば、面接の事前準備も大詰めです。
次回は7/2(土)更新。面接試験の志望動機の考え方ついて書いていきます。お楽しみに!