東京アカデミー立川教室
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの公務員担当です。
今回は、教養試験の自然科学分野で出題される「化学」の傾向と対策についてお話しいたします。
◆国家一般職;1問
◆地方公務員(全国パターン・9月第3週);1問
◆地方公務員(全国パターン・9月第4週);2問
◆東京消防庁消防官;2問
地方公務員(9月第4週)では、「化学反応式とその量」(2H2O+O2→2H2Oなど)からの出題が多くみられます。
東京消防庁では、「原子量・分子量および物質量」(molなど)からの出題が多くみられます。その他の試験では全分野からまんべんなく出題されています。
全体として、「化学結合とその結晶」(イオン結合や金属結合など)が最頻出の分野であり、「金属元素」(金属の性質など)がこれに次ぐということが言えます。
「化学結合とその結晶」については、化学結合や共有結合によってできる物質の特性からの出題が多いため、それらを整理しておくとよいでしょう。
化学は、いずれも難易度はさほど高くなく、基本的な問題となっています。さらに、出題分野も多岐に渡るため、各分野の基礎知識を確実に身につけておくことが重要です。東京アカデミーのオリジナル過去問題集『出たDATA問』では、頻出度Aの問題は必ず押さえておきましょう。
『出たDATA問』頻出度Aの分野には、「原子」があります。主な職種のうち、国家一般職、地方初級では、ここ5年の出題がなく、そろそろ出題があってもおかしくないと思われます。そのため、陽子、中性子、原子核といった原子の構造は確実に押さえておきたいところです。
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来週は、地学の傾向と対策をご紹介します。