東京アカデミー大阪校
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みなさん,こんにちは。公務員試験の予備校,東京アカデミーです。
今週から大阪府警、兵庫県警、奈良県警など警察官採用試験の案内が掲載されています。
いよいよ公安系志望の方も本格的に試験が始まっていきますね。事前作成のエントリーシートの対策は早めにしておきましょう。
さて、今回のブログでは、前回までの「自己分析」、「官公庁自治体研究」を踏まえた『志望動機の考え方』について、書いていきます。エントリーシートでも必要になる部分ですので、要チェックです。
志望動機を答えることは、あなたが公務員になりたいという意志を表明できる最も重要な機会となります。単に「生まれ育った街だから」、「学校があり毎日通っていた場所だから」等の答えや、「どのようにしてこの仕事を知ったのか」、「なぜ興味を持ったのか」などの志望するきっかけについてだけでは、面接官の印象には残りませんし、答えとして不十分です。
なぜなら、愛着やゆかりがある人はあなた以外にも大勢いて、その場所(地域)で働きたいだけなら、公務員以外の仕事が沢山あるからです。
この質問には、愛着があることに加えて、公務員の視点を踏まえ、例えば次のポイントから考えてみてください。
①この自治体で挑戦したい取組みがある
②自分の考え方や姿勢、強みが自治体の求める人物像と合っている
③自治体の抱える課題に、自分の〇〇な力が活かせる
④自治体の行っている取組に興味がある
どうでしょうか?
先週までのブログをご覧いただいている方は、なんとなくできそうな気がしませんか?
ここにきてようやく、今までやってきた「自己分析」と「官公庁自治体研究」が活かせる場面がきました
ココで先週までの分析で分かったことを反映して、子育て支援に特に力を入れているA市の事務職の面接で志望動機の例を挙げてみます・・・・
『私がA市を志望したのは、将来を見据えた子育て支援に対する取組に感銘を受けたからです。A市では、2022年までの3年間で約700人分の保育所定員を増員させる、学童保育を19時まで実施する、高校生までの医療費が1回500円負担になるなど「子育て日本一」を掲げた政策を行っています。私は大学のゼミで○○の調査をしており、△△には自信があるます。この経験を生かして・・・』
というような伝え方をすることができます。志望する自治体をしっかりと研究し、その自治体が何に力を入れているのか、どのような取組をすでに行っているのか等を理解し、自分の経験と合わせて考えてみましょう。
一度しっかり考えて、大本となる志望動機を作れば、併願先の志望動機も考えやすくなるはずです。
時間のある今の間に、ゆっくり考えてみましょう!
今回は、面接試験やエントリーシートの準備を進めていくうえで、重要となる「志望動機」の考え方についてでした。
次回は7/9(土)更新。こちらも大切な『自己PR』についてです。お楽しみに!