東京アカデミー池袋校
ブログ
公務員試験合格者による座談会のもようを一部抜粋してお送りしてまいります。受験生のみなさまの今後の参考となれば幸いです。
Aさん(男性・既卒) 合格先:労働基準監督官A
Bさん(男性・現役) 合格先:名古屋市消防
Cさん(女性・現役) 合格先:国税専門官
Q.面接における志望動機で気を付けていたことは?
Aさん
「気を付けていたことは二つあります。一つ目は、実際に説明会で職員の方のお話を聞いて、この人はこういう志望動機だったんだということを事細かにメモに残しておくこと。もう一つは、自分がこれまでどんなことをやっていたんだろうと振り返ること。僕は実際にアルバイト先で労働災害に巻き込まれたことが実際にあったので、労働基準監督官がそうでした。そういうことを振り返ると後からついてくるっていうのがあると思います。ただ、市役所職員などは自治体に思い入れとかやっぱ仕事ぶりを見ていないと、モチベーションがわからないと思うので、本当に職場見学に行くとか、街探検をして見識を深めることをすればどんどん理由っていうのは出てくると思います」
Bさん
「志望動機で気を付けたことは、嘘をつかない、勝手に作り上げないということですね。自分の場合たまたま、小さい時に友達の家が火事になって、その時に消火活動して、消防官の方がすごく印象強くてそれを書けたのですが、そういう経験がなくても絶対消防官になりたい、目指している人っていうのはどこか消防官に憧れた経験というのは、思い返せばあると思うので、想像で作らずに本当にその時思ったことを志望動機として書くのが一番面接官の方に伝わるのかなと。プロの方には嘘は100パーセントばれると思うので、過去を思い返すのが一番いいなと思います」
Cさん
「市役所の時は、今までやってきたことをどう市に活かせるか、こんなことをやってきたから、将来もこんなことをしたくて、それが一番活かせるのがこの市だと思いますということを、きちんと言えるようにしていました。ただ、ただ観光がやりたいからこの市に来ましたと言うと、『他の市でもいいじゃん』と突っぱねられちゃうのがオチなので、私はこんなことをしてきて、この市が一番魅力に感じたっていうのを、きちんと言えるようにはしていました。あと、国税はまだ知らないことが多かったので、実際に説明会にいった時の印象とか、やっている仕事内容にいかに自分が魅力的に感じたかとか、今までこんな責任感がある行動をしてきて、これが国税の責任感とも活かせるというのを、何か自分の経験がいかにその志望先に活かせるかを重視して書くようにしていました」
★ポイント
自らの経験に基づき、その経験によって得たことをその官庁・自治体のこのようなところに活かすことができるとありのままに語るのが良いと感じました。また、Bさんのお話にあるように、エピソードをゼロから作り出す、嘘をつくのはいずれかの段階でボロが出ますので、絶対にやめた方が良いです。