東京アカデミー京都校
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東京アカデミー京都校です。
2月20日にアップしました「第3次学校安全の推進に関する計画」のポイントは?「第2次学校安全の推進に関する計画」から何が変わる?違いは?」では、内容を中心にご説明しました。
この答申で掲げられている目指す姿は「全ての児童生徒等が、自ら適切に判断し、主体的に行動できるよう、安全に関する資質・能力を身に付けること」でした。
では、人物ではどんなことが聞かれるでしょうか。
【面接編】
・日頃どのように安全教育を行っているかを述べよ。(講師経験)
・安全教育を進めるために必要なことは何か。
【模擬授業】
・あなたの勤務する高等学校では,1 学期が始まって2 か月が経ち,これまでに交通安全指導や避難訓練などが行われました。さらに様々な危険に対応できるよう,ホームルーム活動において安全教育の観点から話をすることになりました。1 年生の担任として,クラスの生徒に話をしてください。
【集団討論】
学校では,安全で安心な学校環境の整備を進めるとともに,児童生徒の生涯にわたる安全に関する資質・能力の基盤を培う安全教育の充実が求められています。学校で行う安全教育について,全員で討論しなさい。
重要なことは、「全ての児童生徒等が、自ら適切に判断し、主体的に行動できるよう、安全に関する資質・能力を身に付けること」ということがしっかり絡められて対応できるかということです。
ぜひ答申を読みながら準備してみてください。
模擬授業では、答申14ページにある「(3)学校における教育手法の改善」にも教育手法の例の記載があるので参考にしてみてください。例えば上記の例の模擬授業で言えば、高校1年で交通安全指導、避難訓練をしていた前提で目指す姿を達成できるような模擬授業を考えてみましょう。
その中で参考となる資料は、「「生きる力」をはぐくむ学校での安全教育」になると思います。
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/15/1416681_01.pdf
この資料の第2章では、安全教育の目標、安全教育の内容、安全教育の進め方、安全教育の評価が掲載されています。
目標には、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校におけるそれぞれの目標が掲げられております。それを基にそれぞれ内容はどのようなものか、進め方はどうかなどを例を挙げて解説していますので、確認しておいてください。
7/18から講義編として、面接や模擬授業などのポイント解説を実施します。(自治体に特化しているわけではございません)
8月には、各自治体の2次試験に沿って、模擬授業や面接練習などを実践形式で実施いたします。実際に面接や授業をしていただき、講師がそれぞれの受講者に対してアドバイスをさせていただきます。詳細は下記をご確認ください。
2022年夏受験 教員採用試験 2次試験対策講座