東京アカデミー大阪校
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こんにちは。東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当の各務です。
面接試験に向けて、練習を重ねている方も多い時期かと思います。
今日は、面接の練習をしているとよく指摘されがちな「早口」の直し方についてお話します。
大学や、勤務校の管理職、予備校などで面接の指導を受け、このように言われたことがある方も多いと思います。
でも、「ゆっくり話そう」と心がけるだけでは、解決しないことも多いですよね。
「意識はしているけど、なかなか変わらない……」という方は、次の2つの方法を試してみてください!
実際に東京アカデミーの受講生から「これで早口が直った!」と好評の方法です。
早口になってしまう人は、多くのことを話そうとしていることが多いです。
例えば……
「授業づくりで意識していることは?」と聞かれたとします。
もちろん、皆さんいくつものことを意識して普段から授業されていると思います。
生徒に考えさせる場面を作ること、発問、グループワークの取り入れ方、ICT機器の活用、板書の分かりやすさ etc
でも、面接ではこの中から、「最も意識していること」を1つだけ話してください。
どうしても1つに絞れない、重要な内容の場合だけ、2つ話してください。
「話す内容を1つに絞る。」
このことを練習するだけで、【全部話さないと!】という焦りが無くなるので、ゆっくり話せるようになります。
早口になってしまう人に次に多いのが、一文(ひといき)で全部話そうとしてしまうことです。
例えば……
「私は教育実習で中学1年生のクラスを担当させていただき、小学校から中学校に入学してまだ2か月という時期でしたので、小学校と中学校の違いに慣れない生徒が多く、そわそわして授業にも集中できていない状況が見られましたので、○○○○○と考え、△△△△に取り組みました。」
このように、一文が長くなってしまう方は、「。」で間を取ることができないので、焦りから早口になってしまうことがあります。
上と同じ順番で話す場合でも、
「私は教育実習で中学1年生のクラスを担当しました。5月でまだ小学校との違いに慣れず、授業に集中できない様子でした。そこで、○○○○○と考え、△△△△に取り組みました。」
このように、一文を短くし、一文ごとに間を置くようにすると、落ち着いて話せるようになります。
教師は、「伝える」ことがとても多い仕事です。
「話し方」次第で、伝わりやすさが大きく変わります。
そして、「伝わる話し方」ができていると、面接でも、面接官に【学校でも子供たちにこんな風に話しているのだろうな】とイメージを持ってもらいやすくなります。
毎日の会話から、意識してみてくださいね。
・ES・面接で伝わる言葉①~形式名詞を減らす~
・ES・面接で伝わる言葉②~助詞を減らす~
・面接試験で「自分らしさ」の印象を与えるコツ
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