東京アカデミー大阪校
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こんにちは、大阪校の国家試験対策担当です。
今日は「食べ物と健康」から2問ご紹介します。
43 食料と環境に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ フードマイレージには、海外から自国までの移動距離は含まれない。
⑵ 地産地消により、フードマイレージは増加する。
⑶ わが国のフードマイレージは、米国に比べて低い。
⑷ 食品ロスとは、本来食べられるにもかかわらず捨てられる食品のことをいう。
⑸ わが国の家庭における食品ロス率は、15 %を超える。
正答は⑷。正答率79.6%でした。
14.2%の方は、選択肢⑸を選ばれていました。
2019 年度の国民1 人当たりの食品ロス量は年間約45kg、同年度の供給純食料は473.5kg であるため、食品ロス率は9.5 %である。さらに食品ロスは、事業系( 54 %)と家庭系( 46 %)に大別できるため、家庭における食品ロス率は、約4.4 %である。
61 発酵食品とその製造に関わる微生物の組合せである。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ ワイン 枯草菌
⑵ ビール 麦角菌
⑶ 食酢 乳酸菌
⑷ 糸引き納豆 酵母
⑸ 味噌 こうじかび
正答は⑸。正答率73.8%でした。
14.0%の方は、選択肢⑵を選択されました。
ビールの製造に利用されるのは、ビール酵母です。
麦角菌は、ライ麦や小麦などの穀物に寄生し、食中毒を起こす細菌です。
第36回国家試験 問題は厚生労働省のHPで確認いただけます。
※正答率は、弊社自己採点会へご参加いただいた方の解答データを基にしています。