東京アカデミー静岡校
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東京アカデミー静岡校の福岡です。
前回第111回看護師国家試験の正答率が高い問題について振り返りをしました。
今回も正答率80%以上の問題を見てみましょう。
第111回看護師国家試験 午前問題25
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉において、結核が分類されるのはどれか。
1 .一類
2 .二類
3 .三類
4 .四類
5 .五類
正答 2
正答率 8 8 . 6 %
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉による分類に基づく二類感染症には、
結核、急性灰白髄炎、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群〈SARS 〉、中東呼吸器症候群〈MERS 〉、特定鳥イ
ンフルエンザ〈H 5 N 1、H 7 N 9 〉が該当します。
以上の問題はいわゆる感染症法についての問題になります。
正答以外の回答については全て2.5%~3.5%前後のほぼ同率の選択率となりましたので、しっかり覚えていなかったため選択がぶれたと思われます。
感染症法に関しての問題は第108回でも出題されています。
午後問題86 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉に基づく五類感染症はどれか。2つ選べ。(正答率63.5 %)
1 .後天性免疫不全症候群〈AIDS〉 acquired immunodeficiency syndrome
2 .腸管出血性大腸菌感染症 enterohemorrhagic E. coli infection
3 .つつが虫病 tsutsugamushi disease
4 .日本脳炎 Japanese encephalitis
5 .梅毒 syphilis
(正答率63.5 %)
正答は1と5になります。
正答率から見ても、第108回と比べると第111回は難易度が下がっていますが、それでも感染症法を一類~五類感染症まで覚えるのは大変だと思います。
日頃から、隙間時間に見直して覚えて置けるようにしたいですね。
以上のように感染症法に関する問題は何度か出題されています。
新出題基準においては、引き続き感染症法が記載されていますので、今後も対応できるようにした方が良いでしょう。
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