東京アカデミー立川教室
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こんにちは、東京アカデミー立川校チューターの桶川です。
私ごとですが、最近ブラックコーヒーがおいしいと感じ、頻繁に飲むようになりました。昔は単に苦いだけ…に感じていたのですが、最近はコーヒーそれぞれの酸っぱさや渋みの違いが分かり、ちょっと大人になれた気がしています(猫舌なのでアイスコーヒーばかりですが)。
その反面、「小さい頃ピーマンが苦く感じるのは、舌の味覚器官が若く鋭いからであり、老いとともに、味への反応が衰えていく」という話を耳にしたことを思い出しました。結局歳を取って、私の舌が苦みを感じにくくなっているだけなのでしょうか…。いつまでも鋭い感覚を保ちたいものです。
さて、今回は面接についてです。
面接には苦手意識を持つ人もいるかもしれませんね…。私は喋ることは好きな方ですが、話を短く端的にまとめることが少し苦手です。ですので、とにかく面接練習は先生に見てもらうようにしました(面接は恥ずかしがらず、また面倒くさがらず、何度も見てもらいましょう)。
私は第一志望の自治体は3回面接指導をして頂きました。可能なら皆さんも一つの自治体につき2回は指導してもらうことをオススメします。2回やればある程度余裕をもって受け答えできるようになると思います。
さて、行政(市役所)の面接についてですが、行政職は一つ意見を述べたら、そう考える理由をいくつか端的に述べる必要があります。いかに自分には教養があり、確かなエビデンスをもっているかを積極的にアピールしましょう(かといって長く話し過ぎないように!)。相手の求めている答えをそのままキャッチボールするように返し、面接官と気持ちの良い受け答えをしましょう。面接官の求めている答えはある程度決まっています。ですので、心地よいキャッチボールのためにも、事前準備では自治体のHPを熟読することが必要です。
特に将来関わりたい分野(私の場合は教育と子育てでした)と市や県の基本計画などの情報は一通り持っておきましょう。また、他の分野(人口、観光、交通、産業など)にも目を通し、それぞれの現状を知っておくことが大切です。
一方公安系の面接では、行政よりも単純明快な受け答えが求められます。一つの質問に対し、一言二言で返すことが基本です。長く話すのは避けましょう。
また、公安系はいわゆる「圧迫面接」が行われる可能性があります。警視庁の圧迫面接は有名ですね…。ですがこれは警察官としてストレス耐性が備わっているか判断するためのものであり、ちゃんと対策して臨めば、乗り切れるものです。面接官に流されず、自分はどんな時も冷静ですよ!と念じながら挑みましょう。
加えて、公安系の面接では、自分が警察官・消防官として職務を全うできる能力があることを、強くアピールする必要があります。ですので、部活動の経験や、アルバイトやサークルで辛かったことを整理しておきましょう(ex.苦しい練習を乗り越えた、お客さんの対応で困ったことがあった)。また、警察官・消防官を目指すきっかけがあれば、なお説得力が増します(ex.災害時に被災者を自ら助けたい、高齢者の交通事故を減らしたい)。興味を持ったきっかけをまとめておくことをオススメします。
行政・公安の両方を経験した私からすると、やはり面接の雰囲気や受け答えは全く別物です。ですので、もし併願するならそれぞれの練習にしっかりと時間をかけましょう
場数を踏むことにもなり、緊張もしにくくなると思います。
頑張って下さい!
さて、ここで少し体力試験の対策についても紹介したいと思います。公安系の試験では多くの自治体が「腕立て伏せ」「上体起こし」「反復横跳び」、そして「シャトルランや持久走」を課しています。体力は「精神と時の部屋」でもない限り、1日で準備できないので、(大学等で部活動をしている人は別ですが)、3日に1度腕立て伏せと上体起こしを、男性なら各30~40回しておくと本番に有利かもしれません。また、シャトルランなどの持久力を問う試験は、ランニングの積み重ねしか対策はありません。私の場合、スマートフォンにシャトルランのアプリを入れ、週に2回ほど練習していました。ですが、毎日トレーニングをするのではなく、3日に1回くらいなので続けられると思います。
また、体力試験はボーダーラインが多くの自治体であります。最低限できなければいけない回数が決まっているので、必ず絶対にクリアしてください!!!
また、ボーダーをクリアしても諦めず、限界まで続けてください。回数によって得点が違い、多くできればそれだけ点数がもらえます!私が受験した県警では、男性は腕立て伏せが50回、シャトルランは95回が満点となっていました。ぜひ満点を目指しましょう!
簡単ですが、今回は面接と体力試験についてお話しました。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
さて、次回は関東以外の地方自治体を受験することについてお話したいと思います。
それではまた!