東京アカデミー立川教室
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こんにちは、東京アカデミー立川校チューターの桶川です。
先日、大学の卒業論文を提出し、大仕事を終えました。ですがまた、ここから抄録や発表用のパワポ作成の日々だと思うと、少しつらいです。
私は卒論のためのアンケート(理系なら実験とかするのですかね…)は、実は3年生の冬に終えており、残るは分析と執筆だけという状態で4年生の春を迎えました。ですので、内心では「卒論は皆大変と言うが、意外と余裕じゃないか?」などと考えていました。ですが、いざ10月頃から再び手を付けると、思いの外進まず、ちょっぴり苦労しました。
9月上旬ごろに就活を終え、これからやっと遊べるぞ!といきがっていたのに、気付けば今年も残り数日になっていました(笑)。
よく「若いうちは沢山苦労しなさい」と言いますが、私としてはもう少し緩やかに苦労したいと感じます。ですが来年からは社会人として働くため、いつまでも学生気分でおらず、心を入れ替えて新年を迎えたいと思っています。
余談が長くなってしまいましたね…。早速本題に入ります。
今回は関東以外の地方受験についてお話しようと思います。
そもそも私は東京で仕事をしたり、東京で一生を過ごすつもりはありませんでした。地元の富山に帰り、家族とゆったり暮らしながら、自分を育ててくれた街に恩返しがしたいと思っています。またいつかは子どもと一緒に、地元の海に魚釣りに行くなど、自然の中で子どもを育てたいと考えています。
そんな理由から、私は地元の自治体を多く受験しました。
ここからは地方を受験する苦労とアドバイスについてお話します。
まず、辛いことから話しましょう(笑)
地方受験で苦労するのは、何と言っても「移動」です。とにかく時間とお金がかかります。
私はJR国分寺駅を最寄として使っていますが、国分寺から地元の黒部宇奈月温泉駅(名前が長いです(笑))まで、片道で3時間30分から4時間ほどかかり、交通費は片道12000円ほど費やします。ですので、受験期には自治体の試験日ごとに帰省したりしてお金がかかりました(涙)。勿論、夜行バス等でもう少し安く抑えることもできますが、時間と体力と精神を削るので、今年だけと割り切り新幹線に頼りました。
さて新幹線の移動時間は重要な勉強時間です。私は新幹線の乗車時間を、振動になんとか耐えながら、出た問をしていました。今思えば、こういった何処でも勉強する姿勢が自信につながっていたかもしれませんね。
以上、私の移動についてでした(笑)。もし九州、東北、北海道、沖縄、離島を受験する予定の方がいても、心持次第で乗り切れるので、くじけず挑戦して下さい。またアカデミーの公務員担当に相談し、受験予定を考えることをお勧めします。面接練習や願書添削を工夫したり、悩みを聞いて頂けると思います。
続いて地方受験者へのアドバイスですが、まずは受験先のデータ収集に力を入れましょう。可能なら1月頃には、前年の試験日程などを確認し、大まかな試験予定と移動予定を決めておきます。自治体によっては近くのホテルに宿泊したりする可能すらありますよね。
日程の予定が決まったら、まずはHPの熟読をしましょう。その自治体がどの分野に力を入れているか、産業の売りはどこか、抱えている問題はなにがあるかなど。2~3月中にまとめておくと、出願時に苦労しません。また小論文のネタにもなるので、一日に一度は受験先のHPを開き、新しい情報が出ていないかチェックすることをお勧めします。また、採用関係の案内(募集要項、願書など)もHPに掲載されます。ですので、まずは受験先になりそうな自治体HPをブックマーク登録しておきましょう。
加えて、受験先の自治体情報がアカデミーにあるか、公務員担当の方に聞いてみると有益です。私の場合、富山県内の自治体の情報が欲しかったのですが、もちろん、立川校には詳しい情報はありませんでした。ですので、公務員担当のご厚意により、受験先に近い金沢校に問い合わせて頂き、情報を集めることができました(思いの外、たくさん資料がありました)。
受験先によっては校舎に情報がないことがあるので、とりあえず他校にもないか問い合わせてみることをお勧めします。
今回は地方の自治体受験についてお話させていただきました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。それではまた!