東京アカデミー京都校
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皆さん、おはようございます😀 東京アカデミー京都校 公務員試験予備校の浜道です。今回は地球温暖化についての出題予想をお伝えします。近年、地球温暖化の影響とみられる気候変動がもたらす被害は深刻さを増しており、地球温暖化対策は世界共通の課題となっています。地球温暖化対策として、政府は2 0 2 0 年1 0 月に「2 0 5 0 年カーボンニュートラル宣言」を発表し、2 0 5 0 年までに脱炭素社会の実現を目指して、2 0 3 0 年度において温室効果ガスを2 0 1 3 年度から4 6 %削減する中期目標を掲げています。地球温暖化に関する内容は筆記試験でも人物試験でも出題されますので、今後の動向に注目しましょう!
対策①:地球温暖化の原因とされている二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量を削減する「緩和策」
対策②:気候変化に対して自然生態系や社会・経済システムを調整することにより温暖化の悪影響を軽減する「適応策」
この両面から、地球温暖化対策としてどのような取組が効果的かを考える必要があります😀また、昨年の7月に実施された市役所職員採用試験では、筆記試験で地球温暖化の問題が出題されました。
地球温暖化対策計画に位置付ける主な対策・施策を確認しよう!
(再エネ・省エネ)
・改正温対法に基づき自治体が促進区域を設定 → 地域に裨益する再エネ拡大(太陽光等)
・住宅や建築物の省エネ基準への適合義務付け拡大
(産業・運輸など)
・2050年に向けたイノベーション支援→2兆円基金により、水素・蓄電池など重点分野の研究開発及び社会実装を支援
・データセンターの30%以上省エネに向けた研究開発・実証支援
(分野横断的取組)
・2030年度までに100以上の「脱炭素先行地域」を創出(地域脱炭素ロードマップ)
・優れた脱炭素技術等を活用した、途上国等での排出削減→「二国間クレジット制度:JCM」により地球規模での削減に貢献
地球温暖化対策の最近の動向について、キーワードを押さえよう! ~令和3年度 環境省 地球温暖化対策の最近の動向についてデータより~
1. 2020年度の日本の温室効果ガスの総排出量は、11億5,000万トン【前年度比5.1%減(2013年度比18.4%減)】2014年度以降7年連続で減少。排出量を算定している1990年度以降最少。3年連続で最少を更新。
2.CO2の総排出量は、基準年の2013年度比20.8% (2億7,400万トン)減少。前年度比5.8%(6,370万トン)減少。
3.前年度からのCO2排出量の変化を部門別に見ると、産業部門-8.3%(3,200万トン)、運輸部門-10.2%(2,100万トン)において特に減少。家庭部門では増加+4.9%(790万トン)。
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