東京アカデミー大阪校
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こんにちは。
東京アカデミー大阪校の教員採用担当です。
今日のテーマは「思考力・判断力を測る問題」についてです。
今年(2022年夏)出題されたばかりの大阪の問題を例に、「思考力・判断力を測る問題」とはどのようなものか見ていきましょう。
これから学習をスタートする方の、参考になれば幸いです🔥🔥🔥
大阪の1次筆記試験(教養試験)では、30問出題されます。
試験時間は90分です。
前半15問が教職教養の問題で、後半15問が「思考力・判断力を測る問題」です。
「思考力・判断力を測る問題」は、他府県の試験には見られない問題です。
数的推理・判断推理・空間把握・資料解釈・文章理解といわれる、5分野が出題されます。
どの問題もゆっくり時間を掛ければ解くことができますが、教職教養と合わせて30問を90分以内に解かなければなりません。
そのためには、1問3~5分以内で解くことが重要になります。
また、時間を要しそうな問題は後回しにするなど、臨機応変な対応も求められます!
今年出題された「思考力・判断力を測る問題」の中でも、判断推理という分野の問題を見てみましょう。
実際に3分計って、解いてみてもよいかもしれません。
ある日の放課後、5人の生徒A~Eが、1人ずつ教室を出て帰宅した。A~Eのどの生徒も自分と自分より先に教室を出た生徒については、何番目に教室を出たのかが分かっている。次のア~ウが分かっているとき、確実にいえるものはどれか。1~5から一つ選べ。ただし、教室にいたのは5人の生徒A~Eのみであるものとする。
ア Eの直前に教室を出たのはCである。
イ CとDは、自分以外の少なくとも1人について何番目に教室を出たのかが分かっている。
ウ AとEは、自分と自分以外の全員について何番目に教室を出たのかが分かっている。
1 Aが教室を出たのは4番目である。
2 Bが教室を出たのは2番目である。
3 Cが教室を出たのは2番目である。
4 Dが教室を出たのは2番目である。
5 Eが教室を出たのは5番目である。
(『令和5年度大阪府公立学校教員採用選考テスト 第1次選考筆答テスト問題集(択一式)』より抜粋)
いかがでしょうか。
高校受験や大学受験で勉強してきた科目とは異なり、解き方にもコツがいりそうですよね。
これが大阪の1次筆記試験で出題される、「思考力・判断力を測る問題」の一例です。
(上記の問題の正答は4)
このような問題を1問3~5分のスピードで解けるようになるためには、 問題パターンに慣れるために、反復練習がとにかく重要です。
しかし、問題演習に使える市販の問題集は少なく、独学での対策がしづらいです。
そこで、東京アカデミーではオリジナルの教材を作成して、「思考力・判断力を測る問題」の対策をしています。
上記で紹介したような、今年出題された問題に似たものも数多く取り扱っています。
例えば以下の問題は、東京アカデミーで使用している教材からの抜粋です。
A~Eの5人でマラソンをした。競争結果について次のことが分かっているとき、確実に言えるのはどれか。ただし、同着はいないものとする。
ア Aのすぐ次にゴールしたのはCである。
イ BはEよりも後にゴールした。
ウ DはEよりも先にゴールした。
エ Eより先にゴールしたのは2人以上いる。
1 優勝したのはAである。
2 最後にゴールしたのはBである。
3 第3位はCである。
4 AはDより先にゴールした。
5 Dは優勝したか、第2位である。
(東京アカデミー教材 『出たDATA問⑥ 判断推理・空間把握』より抜粋)
今年出題の問題にとてもよく似ていますよね。
大阪の教員採用試験対策に特化した教材を使用しているので、大阪を志望する方の学習に、きっとお力添えできると思います。
(上記の問題の正答は2)
以上、「思考力・判断力を測る問題」の特徴について見てきました。
これから学習をスタートする方の、参考になれば幸いです🔥🔥🔥
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