東京アカデミー立川教室
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こんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの松尾です。いよいよ各試験の試験要綱の発表や出願の時期が多くなってきました。
出願もれや提出書類の不備などがないよう、今一度ご準備をされることをオススメいたします。
さて、毎週月曜日にご案内しております、高卒公務員試験の科目別分析と傾向ですが、今回は「自然科学分野の“地学”」についてです。『地学』は他の自然科学分野と異なり、出題範囲が限られた科目です。その点で、基礎を固めておくと点数化しやすい科目です。
それではここからは、各試験で出やすい分野をご紹介しましょう。
主に「地球の構造」「地震・火山」「気象現象」は、いずれかの試験で確実に毎年出題されています。
○国家一般職…1問出題。
2019年の試験では1問も出題されなかったものの、2020年、2021年は地球や火山からの出題がありました。
○地方初級…9月第3週実施分は年によって0問~1問、第4週実施分は1問出題。
9月第3週実施分では、2019実施試験のみ大気の循環から出題、9月第4週実施分は地球の歴史として「化石」に関する問題が2020年に出題されています。
○裁判所職員一般職…1問出題。
年によってばらつきはありますが、地層(2019年)、気象現象(2020年)、そして地球の内部構造(2021年)から出題されています。
○海上保安学校学生…2問出題。
主に大気や気象現象といった箇所からの出題がありました。
○警視庁警察官…1問出題。
2020年・2021年の試験では、連続して地質時代に関する出題がありました。
○東京消防庁消防官…出題されません。
最後に全体の対策ですが、『地学』については、高校で必修科目として学習された方とそうでない方で取捨選択が変わってくる科目にあたります。しかし、例えば気象現象については、ここ最近の身近なテーマである「異常気象」に直結します。
また地震も頻発していますので、その構造やメカニズムについては学習しておくと地学の学習にとどまらず、時事にも関心を持つことができるでしょう。
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