東京アカデミー金沢校
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皆さん、こんにちは。
東京アカデミー金沢校の公務員担当です!
一般知能、人文科学、社会科学と続けて、今回は『人文科学・自然科学』の勉強方法をお伝えいたします!
日本史の出題分野を大別すると、「通史」と「時代史」に分けられます。通史は、国家一般職と国税・労基で多く出題され、時代史は、地方上級での出題が多いです。
通史では、政治史、戦乱・騒擾史や社会・経済史からの出題が多く、文化史が出題されることもあります。時代史では、近世以降の出題が多く、特に明治以降の出題が多いです。
「通史」・・一時代または一地域に限らないで、全時代、全地域にわたって述べた総合的歴史。
「時代史」・・一つの時代の歴史。
上記は、過去の国家一般職試験の日本史の問題です。通史とは、このように様々な時代の出来事が出題されます。
江戸時代以降に重点をおいた学習が効果的。特に明治時代以降の国内政策・外交政策を中心に学習をするといいです。
古代(~平安末期)は国税・労基を除き、出題されることが少ないので、古代の学習に時間を割くのはおすすめできません。
総合からの出題が多いです。近代史・現代史からの出題も多く、総合には、近代(17~18世紀)・現代の事柄も含まれることが多いので、この両時代が出題の中心になります。
また、中国史の出題も多く、最近の傾向として、現代史の中でも、特に20世紀後半から21世紀の世界情勢が出題されています。
近代・現代を理解するためにも中世・近世(15~16世紀ルネサンス以降~市民革命・産業革命)の流れをおさえ、全体として、大きな流れをつかんでおきましょう。
中国史は、比較的出題される事象が決まっているので過去問対策が肝要です。
出題内容は、気候・地形を中心とする自然地理、農業・鉱工業・宗教などの人文地理、各国・地域の事象からなる各国地誌に大別されます。
自然地理では、小地形と気候が頻出で、小地形については、問題演習を通じて基本的知識を身につけておきましょう。気候については気候区分が頻出で、
各気候区の特徴や分布地域を問うものが多く、土壌・植生のほか、大気の循環といった気候因子と関連付けて問われることがあります。
人文地理では、エネルギー資源・鉱産資源、主要農産物の生産・貿易、宗教・民族についての問題が比較的多いです。
各国地誌については、地形や気候、産業、民族・宗教・言語、歴史などと様々な面から問われ、時事的な要素を含む問題もみられます。
地域別では、アジアが最も多く、次いで南北アメリカ、アフリカといった順に出題が多いです。
最近では国家一般職、国税・労基での数学の出題はなく、地方上級でも概ね1問の出題となっています。学習の必要性は低いように思われますが、
「数学」として出題されなくても「数的推理」の基礎となる科目なのでしっかりとおさえておきましょう。
具体的には「数的推理」でも出題される「数と式」、「2次方程式・不等式」、「図形の計算」などの分野の基礎を学習しておけばいいでしょう。
出題が多いのは「力学」、「波動」、「電磁気」です。「力学」は、速度、加速度から始まり、重力、垂直抗力、摩擦力、弾性力、浮力などの
様々な力について理解したうえで、力のつりあいと運動の法則について学習を進めていくといいです。
「波動」は、波の性質を確認し、音の性質や光の性質をきちんと理解しておきましょう。
「電磁気」は、オームの法則、合成抵抗、電力のみならず、磁界に関する内容についても学習しておきましょう。
物理は、計算問題が多いので、基本的公式を理解したうえで、計算問題をたくさんこなしておく必要があります。
国家一般職はは幅広い分野から出題されていますが、国税・労基は「力学」からの出題が多く、地方上級は主に、「力学」、「波動」、「電磁気」から出題されています。
身の回りにある化学物質について問われることが多く、「非金属元素とその化合物」からは水素、アンモニア、窒素、酸素、オゾンなどの気体の発生方法や性質、
「金属元素とその化合物」からはアルミニウム、リチウム、カルシウム、ナトリウムなどの金属の性質をおさえておきましょう。
「有機化合物」からはメタンやエタノール、酢酸といった主要物質の他、プラスチックなどの高分子化合物についても学習しておきましょう。
国家一般職は近年、身の回りにある物質について問われることが多くなっており、国税・労基は幅広い分野から出題され、地方上級では、「物質量」、「非金属元素とその化合物」、「金属元素とその化合物」、「有機化合物」からの出題が多いです。
「体液と恒常性」を筆頭に、「動物の感覚と行動」、「細胞の構造とはたらき」、「異化」、「同化」、「植物の環境応答」が出題させています。
国家一般職では、多くの分野にまたがって知識が問われるため各分野の基本事項についてはきちんと確認しておきましょう。国税・労基も幅広い分野から出題されているため、どの分野もバランスよく学習しておく必要があります。地方上級は、「異化」、「同化」、「体液と恒常性」からの出題が多く、特に「体液と恒常性」からの出題は極めて多いです。
地方上級のみで出題されている科目で、地質や気象・天文の内容を中心に出題されています。
計算問題はなく、基本的な事項について一通り学習しておけば大抵の問題は解答できるレベルです。
長くなりましたが、以上が人文科学と自然科学の対策法です!
皆さんのこれからの学習のお役に立てれば幸いです。
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