東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
7月2、3、9,10日に行われました教員採用教職教養試験の問題を入手しました。ご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。そして、現在までのところで出題された教育時事につきまして出題内容を分析しましたので、よろしければご参考ください。
現在入手した問題は22自治体分ですが、出題率の高い順にまとめてみますと
1位 「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)(令和3年1月26日)
2位 生徒指導提要(平成22年度版)
3位 障害のある子供の教育支援の手引~子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学びの充実に向けて~(令和3年)
4位 学校教育の情報化の推進に関する法律 (令和元年6月28日施行)
5位 教職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律(令和4年4月1日施行)及び不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)(令和元年10月25日)
となっています。第5位の『教職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律』につきましては、簡単にではありますが、解説動画を公開していますので、よろしければそちらもご確認ください。面接試験でも役立つと思います。
※動画を見たい方はこちらへ⇒会員マイページに登録しよう‼
現在のところ最も多く出題されているのは、誰もが予想した通り、『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)』です。その出題内容としては、
となっています。総論の3と5が多く出題されており、これから試験のある自治体はぜひ見ておくとよいでしょう。また、空欄補充や正誤問題については、問題を解くためのポイントとなるキーワードがあります。総論3であれば、『「主体的・対話的で深い学び」の実現』「個に応じた指導」「学習進度,学習到達度等に応じ」「学習の個性化」「指導の個別化」「個別最適な学び」「協働的な学び」などといった語句、総論5であれば、「多様化」「情報活用能力」『「二項対立」の陥穽』『 ICT を「文房具」』「カリキュラム・マネジメントを充実」「働き方改革」などの語句について前後の文章の流れをつかみつつ、しっかりと押さえておきましょう。