東京アカデミー神戸校
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皆さん、こんにちは!
教員採用試験の予備校 東京アカデミー神戸校の松永です。
7/17で神戸市は1次試験の集団面接試験が終了しました。
受験された方々は本当にお疲れ様でした。
一つ区切りがついて落ち着きたいところではありますが、そうも言ってられません。
来年4月から教員として教壇に立つためには、2次試験という壁があります。
ここで気を抜かず、自分はもう1次試験は突破しているんだという意気込みで、2次試験の対策を行っていきましょう!
さて、2次試験は大きく
に分かれていますね。
特に個人面接では、模擬授業、場面指導、面接があり多くの方が不安に感じられる試験ではないでしょうか。
では、個人面接ではどのように対策していくのでしょうか。
まずは第一に、1次試験との形式による違いから。
1次試験では集団面接の形式での試験でした。
2次試験の個別面接の形式と比較すると次のことが言えるわけです。
受験者一人当たりが発言できる時間が短い→まとめて簡潔に話すことがポイント
受験生がしっかり話すことができる→より深堀された質問がされる。
つまり、2次試験では表面的なところだけでなく、よりしっかりと受験生の考え方が問われるわけですね。
次に、2次試験の面接試験での評価観点を見てみましょう。
評価の観点 |
・子供一人一人に愛情をもって関わり、温かく寄り添う感性を持っているか。 |
・いかなる困難にあっても、子供の笑顔と成長につながる行動がとれているか。 |
・社会人として守るべき法令やルール、マナーを身につけているか。 |
・組織の一員として、互いを理解し尊重しながら協働する意義を理解しているか。 |
・良好な人間関係を築くことができるコミュニケーション能力を有しているか。 |
・教育を取り巻く社会情勢の変化に関心を持っているか。 |
・教育者としての責任感・使命感を備え、学び続ける向上心があるか。 |
(出典:令和5年度(令和4年度実施)神戸市学校園教員採用候補者選考試験 実施要項)
実は、ここでの評価観点は神戸市が求める人物像そのものです。
この3つ人物像にいかに適合しているかを面接試験で聞いてくるわけなんですね。
そこで、しっかりと評価を受けるためには、自分自身が神戸市の求める人物像に当たります!ということをいかに、アピールできるかが鍵になるわけですね。
そのために、皆さんの考えている自分の人間性や教育観などを今一度整理してみるのも一つかもしれません。
また、教育に関する社会情勢や時事に関することも確認しておきましょう。
特にこの7月1日より、教員免許更新制が廃止となり、それに伴った新たな研修制度もこれから始まってくるわけですので、より自分で研鑽することのできる人物像も重要となってきます。
参考:【教員採用】教員免許更新制の廃止の新しい研修制度が決定!その具体的な内容とは?
加えて、面接で受け答えした内容のみで評価されるわけではありません。
摸擬授業や場面指導も評価対象になってきます。
特に子供一人一人に寄り添うことができるかを実践形式でアピールできるチャンスですよ。
最後に忘れてほしくないことが一つあります。
それは、「教育者」としてという観点です。
評価観点にも、「子ども」「教育」という言葉が散在しています。
どんなに素晴らしい答えでも、「教育者」としての観点が抜けてしまうと高評価に繋がりません。
自分がいかに「教育者」として神戸市にふさわしい人間であるかをアピールしてくださいね。
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