東京アカデミー町田教室
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こんにちは!教員採用試験の予備校 東京アカデミー池袋校の教採担当です。
本日は今年の面接試験の出題予想をいたします。
私は、2022年の面接試験では、中教審の答申「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して」を意識したやり取りがなされると予想します。この答申は、2020年代を通じて実現を目指す学校教育のあるべき姿を示すもので、学校現場に与える影響が大きいからです。
(リンク)https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985_00002.htm
関東エリアでは東京都や千葉県、茨城県のように一次選考で知識問題が出題された自治体でも、二次面接で考え方を問われる可能性が十分予想されます。
なお、この答申は日本型学校教育の成り立ちから教職員組織の在り方まで幅広く言及していますが、それらを一つ一つ覚える必要はありません。「令和の日本型学校教育」で目指すべき姿とされている「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学び」を理解する勉強法をおススメします。
ここで、「個別最適な学び」は「指導の個別化」と「学習の個性化」の2つに整理される点を押さえておきましょう。
「指導の個別化」は教師が支援の必要な子供により重点的な指導を行ったり、子供一人一人の学習到達度等に応じて教材を柔軟に提供することなどを指します。
これに対し「学習の個性化」は子供の興味・関心等に応じて、教師が子供一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで、子供自身が学習が最適となるよう調整するものです。
「協働的な学び」は、集団の中で個が埋没してしまうことがないよう、子供一人一人のよい点や可能性を生かし、異なる考え方が組み合わせ、よりよい学びを生み出していくようにすることです。
以上です。皆様のご健闘を心よりお祈り申し上げます。
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