東京アカデミー旭川校
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今週の教育関連時事では通級指導を受けている小中高生が全国で16万人余りと過去最多となったことが文科省の調査で分かりました。
「通級指導」は読み書きが苦手だったり対人関係を築きにくかったりする児童や生徒や発達障害などのため、ふだんは通常の学級に在籍し、障害に応じて一部の授業を別の教室などで受けるものです。
通級指導を受けている全国の小中学生や高校生は、令和2年度は16万4693人とこれまでで最多だったことが公表されました。
10年前から10万人も増加していて、発達障害の子どもが増えていることや、通級指導の認知度の向上が背景にあるとみています。
障害の内訳では、言語障害が最も多く4万3632人、ADHD=注意欠陥・多動性障害が3万3825人、自閉症が3万2346人。一方、「通級指導」の制度が4年前から始まった高校では、指導を受けなかった対象者が1100人に上り、「本人や保護者が希望しなかった」ケースが最も多かった一方、「指導教員が確保できなかった」とか「時間割を調整できなかった」というケースもあったということです。
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