東京アカデミー函館教室
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札幌校の手島です。
今日は公務員試験(筆記試験)をめぐる状況の変化(北海道地区)についてお話したいと思います。
・北海道地区の現況
「専門試験(法律、経済)」まで対策が必要なのは札幌市(一般事務)と国家公務員(国家一般職、国税専門官等)に限られます。
北海道庁(A区分 一般行政・教育行政など)、北海道警察、札幌市消防吏員、函館市などの試験は教養試験のみの受験です。
※このうち札幌市消防吏員については「一般知能科目(判断推理・数的推理 等)」のみの出題です。
この他、北広島市・恵庭市・江別市・石狩市・旭川市の試験は民間就職と同様に「SPI」を筆記試験として扱うことにしています。
・「SPI」にもいろいろな試験形式がある
「SPI」にもペーパーテスト、テストセンター、インハウスCBT、WEBテスティングなどの試験形式があり、企業や自治体によってその方式は違います。
近年の主流はテストセンターもしくはWEBテスティングの2タイプであり、いずれもPC端末を利用してオンライン上で解答するタイプになります。おそらくこの2つの試験形式が主流となるのは今後も変わらないでしょう。
・テストセンターとWEBテスティングはどう違うのか
テストセンターの場合、試験運営側が運営している試験会場(道内にも複数あります)まで赴いて、備え付けてある端末を利用して受験します。また、受験者の回答状況(その時点までの正答率)によって出題のパターンが変化することも特徴です。つまり、受験者によって回答した問題の種類が異なることは起こり得ます。
これに対し、WEBテスティングは自宅や学校、インターネットカフェ等のPCを使用して受験します。こちらのタイプの場合、受験者の回答状況によって問題が変化することはありません。ただ性格検査を含むか否かによって35分形式のタイプと65分形式のタイプがあります。
札幌校の受講生でこれらの試験を受験した方に感想をお聞きすると、問題の質としてはWEBテスティングの方が解きにくい(両試験ともに時間制約はタイトだが、WEBテスティングの方が厳しい)という印象だそうです。
※複数の受講生の方に聞いたところ、同様の感想でした。
以上が北海道地区の筆記試験をめぐる状況となります。
参考にしていただければ幸いです。