東京アカデミー大阪校
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こんにちは。
東京アカデミー大阪校です!
本日も大阪の最新出題を紹介しながら、大阪の教員採用試験の特徴についてお伝えしていきます🍓🍓🍓
今回のテーマは「服務規律」です!
大阪の筆記試験では、30問中 毎年2問出題されています。
2022年も「服務規律」が2問出題されました。
そのうちの1問がコレ!
学校は、児童生徒、保護者等から様々な個人情報を収集・保管しており、教員はこれらの個人情報を適切に取り扱う必要がある。個人情報の管理を誤ると、個人のプライバシーを侵害し、大きな被害の発生につながるだけでなく、学校の信用も失墜させることから、教員は関係法令や校内のルールを遵守しなければならない。
次のア~エで述べられているA~Dの各教諭の行為について、不適切なもののみをすべて挙げているものはどれか。1~5から一つ選べ。
ア A教諭は、緊急時にいつでも保護者に連絡ができるよう、担任する学級の生徒40人分の緊急連絡先を自らの判断で、自身のスマートフォンに登録し持ち歩いていた。ある日の休日、A教諭は電車内にそのスマートフォンを置き忘れ、紛失してしまった。
イ B教諭が勤務する小学校では、新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、運動会の保護者の観覧について、オンラインによるリモート観覧とした。後日、児童の保護者Eから「運動会当日、仕事でリモート観覧ができなかったので、運動会の動画を公開してほしい。」との要望があったため、B教諭は不特定多数の者が閲覧できる無料の動画共有サイトを利用し、他の児童や保護者の了解を得ないまま、個人を特定できる状態で運動会の動画を公開した。
ウ C教諭は、担任する学級の生徒Fが、最近遅刻をする回数が増え、気になったため生徒Fに声をかけ、放課後に事情を尋ねた。生徒Fの話によると「母親が入院したため、気持ちが落ち着かず、夜なかなか眠ることができない。」とのことであった。生徒Fのプライバシーに関わる内容ではあったが、C教諭は聞き取った内容を報告書にまとめ、管理職や学年主任と情報共有を行った。
エ D教諭は、担任する学級の児童に健康診断の結果を記載した「けんこうカード」を配付する際、職員室から緊急の呼び出しがあったため、「けんこうカード」を教卓に置き、「各自、自分のものを取るように。」と指示を出し、一旦、職員室に戻った。翌日、児童の保護者Gから「子どもが誤ってHさんの「けんこうカード」を持ち帰ってきている。」との連絡があった。
1 ア イ ウ
2 ア イ エ
3 ア ウ エ
4 イ ウ エ
5 ア イ ウ エ
(『令和5年度大阪府公立学校教員採用選考テスト 第1次選考筆答テスト問題集(択一式)』より抜粋)
(上記の問題の正答は2)
東京アカデミーが行っている解答速報会のデータによると、服務規律は正答率が高い問題です。
(上記で紹介した問題の正答率は93.5%)
正答率が高いということは、正解しないと周りに差を付けられてしまうということです。
「服務規律」の問題は満点を目指したいですね。
大阪市が「教育公務員の服務規律について」という資料を掲載しているので、必ず確認しておきましょう。
このなかで、「個人情報の取扱いについて」は7年連続で出題されているので、特にチェックしておきましょう。
自分に置き換えて、イメージしながら多くのケーススタディを行ってください。
東京アカデミー受講生限定テキストの
「大阪教職資料集(非売品)」や
「大阪過去問題集(非売品)」では、
「服務規律」を問題形式で対策することも可能ですよ。
以上、「服務規律」について見てきました!
大阪志望の方は要チェックです🍓🍓🍓
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