東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
2023年夏の香川県教員採用1次試験は7月21日で終了となり、結果は、8月2日(水)に発表となります。まずは一息、受験された皆様、お疲れ様でしたm(__)m
さて、2024年夏の試験日程が前倒しになるかどうか気になるところですが、対策は早めに始めて損することはありませんので、気持ちの準備が整ったらどんどん進めていきましょう!
今回のブログは、2024年夏以降に受験される方、特に大学生の方に見てほしい内容です。そのテーマは「教員採用試験対策はいつはじめるか?」です。
2023年夏香川県の教養試験問題を分析しましたが、これまでと大きく異なる点はなく、人文科学、自然科学、社会科学、社会時事、ご当地問題、教職教養と全範囲から出題されていました(出題内容の詳細は9/24勉強法セミナーでお伝えいたします)。出題数や実施時間にも変化はなく、60分・50問と例年通りでした。
大学で教育実習が行われる時期は、夏休みが明けた9~11月というところが多いのではないでしょうか。また、副免を取得する方は、5~6月も対象となるかもしれません。実習が終わってから始めるというのを聞くことは多いですが、その場合は、「遅くても10月には始める」という方が多いので、10月という時期は対策開始時期としてはギリギリという感じです。
私が独自に集めているデータによると、もちろん校種や教科、その他の要因によって違いはありますが、
は超えている必要がありそうです。特別支援と栄養教諭はデータが少なく、変動が大きいので今回は割愛いたしました。あくまで私が独自に集めたデータからですので、ご参考までにご確認ください。ここで言えるのは、①専門点はできるだけ高得点を取ること、②教養は得意な教科で点数を落とさないようにすること、③人物点は最低10点取っておくこと、が必要だと考えます。すると、専門試験対策は早ければ早いほど良いと考えられ、また、人物対策は筆記対策と同時に行うことが大切だと考えます。
大学の講義は教員採用試験のために行っているわけではありませんので、3年生になって、教職の講義が始まると同時に、教職教養の参考書を読み、教職の知識を定着させていくと効果的です。また、教育時事は新しいものが出題される傾向にあります。一度覚えたことでも、アップデートを欠かさないようにしておくとよいでしょう。他県の例にもれず、香川県でも「生徒指導提要(令和4年12月)」からの出題があったことから、参考書や問題集に載っていない教育時事の対策について取り組む必要があります。
対策はできることから早めに取り掛かるほうが良い結果につながります。ですが、どの教科も同時に始めるのではなく、まずは専門科目または得意な教養科目、といったように順次対策を始めるほうが今の対策にあっていると考えます。もちろん、いつまでに始めたらよいか、と言われると、「3年生の10月」までには始めるのが得策だと思います。また、人物試験対策において大事なこと、それは大学生の早い段階で多くのことを経験しておくことです。そうすることで、面接の応答に深みと広がりが出ます。3年生になると教育実習という経験を得ることができますが、その教育実習でも、大学1,2年生での経験が必ず役に立ちます。積極的にいろいろなことに取り組んでほしいと思います。
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本気の皆様をお待ちしています。