【教員採用試験対策】二次試験出題予想　第3次学校安全の推進に関する計画

こんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー立川校の教員採用試験担当です。

一次試験を受験された方は大変お疲れ様でした。
この後の二次試験に向けても対策を進めていきましょう。

本日は、二次試験での出題について取り上げていきます。
面接試験等では、学校安全に関するテーマ、質問が課されると予想します。

2022年3月25日に「第3次学校安全の推進に関する計画」が発表されました。
筆記試験でも奈良県、福岡県・福岡市・北九州市、大分県で出題がありましたので学習をしていた方も多いかと思います。
近年、社会の変化により、SNSに関連した被害や自然災害の頻発化など、今まで以上に学校安全の確保が不可欠となっています。
第8次学習指導要領や「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して」（答申）でも学校安全の必要性が明記されていますので、学校教育で求められているということが分かります。

人物試験での勉強法としては、上記計画の「基本的な方向性」と「目指す姿」を押さえたうえで取り組みを考えていきましょう。
実践策を組み立てるうえで特に重要なのは下記の点と考えられます。

【基本的な方向性】

• 地域の多様な主体と密接に連携・協働し、子供の視点を加えた安全対策を推進する
• 全ての学校における実践的・実効的な安全教育を推進する
• 地域の災害リスクを踏まえた実践的な防災教育・訓練を実施する
• 事故情報や学校の取組状況などデータを活用し学校安全を「見える化」する

【目指す姿】

• 全ての児童生徒等が、自ら適切に判断し、主体的に行動できるよう、安全に関する資質・能力を身に付けること

なお、第2次との大きな変更点の1つが、「児童生徒が自ら適切に判断し、主体的に行動する」といった点が加わったことになります。
「現在の安全教育に求められるものは何か」、「具体的にどのようなことを実践するか」といった質問が予想されますので、上記の点を踏まえて回答を準備しておきましょう。

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