東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
7月22日、文部科学省で行われました「第8回生徒指導提要の改訂に関する協力者会議」、そこで配布されています「生徒指導提要 素案」における「試案」からの変更点について、特に押さえておきたい部分をまとめてみたいと思います。
【生徒指導提要 素案 変更点】
1については、第Ⅰ部(総論)、第Ⅱ部(各論)のように分けていた構成を無くすことで、例えば各論だけを見て、その事象に対する指導だけをイメージするのではなく、何のための生徒指導であるか、を考えてほしい、木を見て森を見ずにならないようにしてほしい、という思いがあるのではないかと私は感じました。そのことが2.の、生徒指導の優れた価値=意義を示すのではなく、生徒指導の中心的なものを構成する本質的なこと=定義に変更した理由にも繋がるのではないかと想像しました。
さらに今回の素案では、課題解決的生徒指導を困難課題対応的生徒指導と変更し、例えば不登校児童生徒に対しては学校に来ることが目的=解決のようなイメージを持たせず、「課題対応的」という表現で生徒指導に幅を持たせたのではないかと考えます。
3月の試案に比較してより一層、先生方が児童生徒のためになるよう支持、支援、指導、援助できる配慮が盛り込まれたように感じます。このような変化を踏まえ、受験生には意見づくりを行ってほしいと思います。
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