東京アカデミー青森校
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教員採用試験の予備校=東京アカデミー青森校の教採担当です。
1次試験も終わり、いよいよ本格的に2次試験に向けて準備しなければなりませんね。
今年の青森県2次試験は、例年の模擬授業が集団討論に変更になりました。
模擬授業が苦手という受験生が多く、集団討論に変更になってよかったと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、受験生名皆同じ条件です。
その分、個人面接・集団討論の発言の内容、論文試験での教育データや教育時事をく見れた執筆でライバルに差をつけていかなければなりません。
そこで、青森県の1次試験では出題されませんでしたが、中教審の答申「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して」を意識したやり取りがなされると予想します。
この答申は、2020年代を通じて実現を目指す学校教育のあるべき姿を示すもので、学校現場に与える影響が大きいからです。
(リンク)https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985_00002.htm
なお、この答申は日本型学校教育の成り立ちから教職員組織の在り方まで幅広く言及していますが、筆記試験対策と違い、一つ一つ細かく覚える必要はありません。
「令和の日本型学校教育」で目指すべき姿とされている「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学び」を理解する勉強法をおススメします。
ここで、「個別最適な学び」は「指導の個別化」と「学習の個性化」の2つに整理される点を押さえておきましょう。
「指導の個別化」は教師が支援の必要な子供により重点的な指導を行ったり、子供一人一人の学習到達度等に応じて教材を柔軟に提供することなどを指します。
これに対し「学習の個性化」は子供の興味・関心等に応じて、教師が子供一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで、子供自身が学習が最適となるよう調整するものです。
「協働的な学び」は、集団の中で個が埋没してしまうことがないよう、子供一人一人のよい点や可能性を生かし、異なる考え方が組み合わせ、よりよい学びを生み出していくようにすることです。
東京アカデミー青森校では、二次面接対策準備講座で、受験生が準備すべきことを細かくお知らせします。
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