東京アカデミー秋田校
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こんにちは、東京アカデミー東北の伊藤憲司です。秋田県の教員採用試験の二次、面接試験に向け、押さえおくべき資料を1つご説明します。
前回のブログでは、文部科学省の冊子「教員をめざそう」を紹介しました(同記事はコチラ)が、今回は、筆記試験の過去分析から、はっきりと分かるポイントです。
秋田県の直近10年間の「一次試験の教職教養」の出題を詳しく見ていくと
・地元、秋田県の教育施策が数多く出ているのは周知の事実です。
・一方、国の施策・・・つまり文部科学省が発表した資料からの出題について
・通常、秋田県では一度出題した資料を、何度も繰り返し出すことは少ないです(他県と比べて)
★しかし、この10年間で、ある2つの資料が3回も出題されています。
・ひとつは、「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申/H28.12.21)」です。
・これは、他県でも非常によく出ていますので、不思議でも何でもありません。ほぼ10年に一度の学習指導要領改訂なので当然です。
★★★面接試験の準備に向けて、紹介したい資料は、もうひとつの資料です。
「新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申)(H27.12.21)」
※同資料は文部科学省WEBサイトで確認しましょう(同サイトはこちらから)
同じ答申ですが、同資料は、他県では出題された実績が少ないです。
しかし、秋田県では、過去3回も同資料が筆記試験で出題されています。今年の夏(2022.7)も出ました。
秋田県が、いかに学校、地域との連携・協働を重要視しているかが見えてきます。同答申は、全4章で構成。
・第1章 時代の変化に伴う学校と地域の在り方について
・第2章 これからのコミュニティ・スクールの在り方と総合的な推進方策について
・第3章 地域の教育力の向上と地域における学校との協働体制の在り方について
・第4章 コミュニティ・スクールと地域学校協働本部の一体的・効果的な推進の在り方について
さぁ、今年受験、そして、最終合格を勝ち取られる皆さん、試験日までに同資料を読み込んで、
★どう地域と連携していけるか。
★その先には、どういった秋田の子どもたちの未来が開けているか
★そして、どう秋田県の発展が待っているか
これらについての考え、展望をまとめておきましょう。
秋田校ブログでは、合格に必要な情報を多角的に発信しています。今年受験の方のみならず、次年度以降の受験の方も、大いに参考にしてください。
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