東京アカデミー町田教室
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こんにちは!
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー大宮校の教員採用試験担当です。
本日も昨日に続きまして、2022年夏の埼玉県二次試験に向けた出題内容についての予想と対策としての勉強法をご紹介します。
昨日もお伝えしましたが、埼玉県では「埼玉県の施策で知っていることはあるか」や、「県教委だよりは読んでいるか」などの質問があります。
昨日のブログでは、「令和4年(2022年)度 埼玉県教育行政重点項目」から出題がされると予想しましたが、本日は第2弾としまして、「ヤングケアラー」に関する出題があると予想します。
この「ヤングケアラー」ですが、2022年夏の筆記試験におきまして、宮城、大阪、香川、愛媛、高知、長崎などの自治体で出題されており、教育委員会の注目度が上がっていることが分かります。そんな注目の「ヤングケアラー」ですが、言葉自体は聞いたことがあっても、ヤングケアラーの実態を理解していなかったり、どのような支援が行われていたりするのかを知らなければ、面接試験において求められる回答をすることが出来ません。
実際の面接試験で聞かれるとすれば、
「ヤングケアラーを思われる生徒がいた場合、どのような対応を行いますか」
「ヤングケアラー」とはどのような状況にある人のことを指しているか
「ヤングケアラー」を支援するための体制がどのようになっているか
といった質問が想定されます。
これらの質問へ回答するためには、ヤングケアラーの意味を正しく理解し、埼玉県としてどのような支援体制を構築しているのかを把握しておく必要があります。
しっかりと回答できるように、下記のHPなどは事前にチェックをしておきましょう。
埼玉県ではヤングケアラー支援施策として、全国に先駆けて『埼玉県ケアラー支援条例』を施行しました。(2020年3月31日施行)https://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/chiikihoukatukea/jourei.html
また、ヤングケアラー支援のため、ヤングケアラー本人はもとより、周りの児童・生徒や教職員の理解の促進とともに、電話、SNSでの相談等を照会するハンドブックとして「ヤングケアラーってなに?」を作成し配布・HPへの掲載を行っております。https://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/chiikihoukatukea/youngcarer-handbook.html
なお、現在議論されている生徒指導提要改訂試案では、第13章の多様な背景を持つ児童生徒への生徒指導の項目の中に「ヤングケアラー」に関する項目が新規で追加されておりますので、併せてこちらの内容も確認しておくことをおススメします!
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