東京アカデミー神戸校
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皆さん、こんにちは!
教員採用試験対策の予備校 東京アカデミー神戸校の松永です。
2023年夏 教員採用試験に向けての対策について、過去の記事も合わせてご覧ください。
→【教員採用試験】2023年夏受験をどう進めていく?兵庫県・神戸市勉強法 Part.1
→【教員採用試験】2023年夏夏受験 何から始める?兵庫県・神戸市勉強法Part.2
Part.3となりました今回は勉強法というより、教員採用試験への心もちについてです。
さて皆さんもご存じかもしれませんが、ここ数年、教員採用試験の倍率は低下傾向にあります。
これはつまり、教員を志望する人にとってはチャンスというわけです。
倍率が下がってきているということは、教員になりやすくなっていることですからね。
ただ、いくらなりやすくなっているとは言え、どれくらいなりやすくなっているのか。
教員採用試験の倍率とその他の試験の倍率、一般企業の就職倍率などとも比較してみます!
だだし、あくまでも倍率は目安であることは理解しておきましょう。
単に「倍率が低い=合格しやすい」というわけではありません。倍率が低くても、受験生全体のレベルが高ければ、合格するのも難しくなることを頭に置いておきましょう。
一言で教員採用試験と呼んでも、受ける自治体、校種、教科によってかなり異なってきます。
最も倍率が低くなるのは、小学校を受験する場合が多いです。
小学校は教科や分野で分かれることもなく、募集数も最も多い自治体がほとんどであるためです。
一方、中学校、高校などは教科で分かれており、その中でも実技教科などは募集人数の関係上、倍率が非常に高くなるケースが多くなります。
そこで、まずは兵庫県と神戸市の小学校、中学校、高校それぞれの直近3年間の平均値を基準にしてみましょう。倍率は以下の通りです。
兵庫県 小学校 |
4.6倍 |
神戸市 小学校 |
6.5倍 |
中学校 |
4.4倍 |
中・高 |
7.6倍 |
高校 |
6.8倍 |
|
では、他の試験や就職の倍率はどのような感じでしょうか。表にまとめてみるとこのような感じです。
国家公務員試験(一般職) |
3.2倍※1 |
地方公務員試験(大卒程度) |
4.91倍※2 |
国公立大学 |
4.3倍※3 |
私立大学(関西圏) |
3.1倍※4 |
公立高校(兵庫県) |
1.04倍※5 |
一般企業 |
2.4倍※6 |
※1 2021年~2019年の3年間平均。
※2 2021年~2019年の3年間平均。対象は兵庫県一般事務職・神戸市総合事務。
※3 2021年、2020年の2年間の前・中・後期受験全ての平均値
※4 近畿大学、立命館大学、関西大学、龍谷大学、同志社大学、京都産業大学、関西学院大学、摂南大学、神戸学院大学、追手門学院大学、甲南大学、桃山学院大学の2021年入試の平均値
※5 2022年度兵庫県立公立高等学校全体の平均値
※6 社員数5000人以上の企業全体の平均値
もちろん、これらの倍率はあくまでも平均なので、受ける学科や学校、企業によって大きく変動するので、目安程度ではあります。
2.4倍と低そうに見える一般企業についても、人気のある業界であると数百倍や場合によっては1000倍を超える企業もあったりもします。
これらの数字と教採の数字を比較すると、
ことが分かります。
こう見てみると、兵庫県・神戸市の教採の倍率はそこまで低くないですね……
倍率という目で見てみると、国公立大学合格を目指す以上の気持ちで勉強を進めていく必要があるというわけですね。
もちろん、自治体によって倍率は変わりますが、「教員になる」ということはまだまだ簡単なことではありません。
その分、しっかりとした対策をしていきましょう!
勉強法Part.4はコチラから→【教員採用試験】2023年夏受験 今だからできる!兵庫県・神戸市勉強法Part.4
10月より、2023年夏受験 教員採用試験対策講座を順次開講予定!
詳細は下記より!
2023年夏受験 教員採用試験対策 オンラインLIVE講座(10月から開講)
【2023年夏受験】教員採用試験 専門対策講座(小学校全科)(1月から開講)
【2023年夏受験】教員採用試験 兵庫県対策・神戸市対策(1月から開講)
【2023年夏受験】教員採用試験 教師力養成ゼミ(1月から開講)
兵庫県の教員採用試験!教養試験、専門試験、人物試験の傾向を勉強しよう!
神戸市の教員採用試験!教養試験、専門試験、人物試験の傾向を勉強しよう!
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