東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー岡山校です。
いよいよ8月になりました。今回は、前回に引き続き「岡山市」の模擬授業についてご紹介いたします。
今日は、岡山市教員採用試験の、2次試験の「模擬授業」の内容と、重要ポイントをご紹介いたします。
●岡山市
控室で待機→面接開始時刻 3分前に面接質前に移動→受験番号・本人確認→試験開始(構想約3分→模擬授業約7分→口頭試問約15分)→終了した人から帰宅する。
入室後、教卓の上の教科書のコピー 2 枚から 1 枚選んで3分間授業の構想をするよう指示される(指導案作成は無し)。
その後7分間で模擬授業を行い,7分経過すると途中でも終了。
そのまま着席し,口頭試問へ移る。
※模擬授業の時間や選択できる教科書のコピーの枚数などは、校種・教科目によって多少差があります。
模擬授業中,試験官は児童・生徒役として発問に答えたり質問したりなどの演技をしてくれます。
「わからない」「教科書を忘れた」「前に行きたい」などの発言や,雑談などの問題行動もあります。
コロナ対策として、入室前にビニール手袋を着用します。ドアの開閉は自分で行います。
ズバリ、岡山市の模擬授業は、教師としての立ち振る舞いが重要です。
たったの数分で導入または展開を行うため、授業の内容(出来栄え)よりも、教師としての立ち振る舞いが重要になってきます。
試験官を児童・生徒と仮定し、また、試験官以外にも教室内には児童・生徒がいるものとして、児童・生徒目線に立って授業を行うことが大切です。
基本的なこと(目線・板書の文字・声量・挨拶・正しい言葉遣いなど)をおろそかにせず、基本に忠実に授業を行うことも大切です。
・子どもたちの方を向いて話しているか(黒板や教科書に向かって話さない)
・クラス全体を見渡せているか(クラス全員が授業について来ているか確認する)
・話すスピードは児童、生徒の年齢に合っているか(低学年に早口過ぎる、高学年にゆっくり過ぎる)
・指示語はできるだけ使わない(あれ、これ、それ、はクラス全員に正しく伝わらないことの方が多い)
・ながら動作は行わない(板書をしながら話す、教科書を開かせながらめあての板書を始める、など)
模擬授業の合言葉は、「授業が下手なのは当たり前」 「クラスの子どもたち全員を見ることができているかが大切」です。
それではまた。