東京アカデミー大阪校
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こんにちは。
東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当の各務です。
さて、大阪府の2次試験の合否発表も来週に迫ってきました。
大阪府では、3次試験の面接の最初に模擬授業が実施されます。
2次合否発表と同時に、模擬授業テーマも発表されますので、すぐに取り掛かれるよう今から準備しておきましょう。
要項・テーマに沿って、対策していきます。
個人面接の初めの4分30秒
ホワイトボード、マーカー(黒・赤・青の3本)
105点(模擬授業+面接で420点。3次試験全体で820点満点。)
※昨年度例。詳細はこちらのブログをご確認ください。
模擬授業は個人面接の1番初めに実施されます。
面接官は、面接試験の初めのこの模擬授業で、「この受験者は学校ではどのような先生かな?」とイメージを持ちます。
つまり、この模擬授業の出来が、その後の個人面接に大きく響きます!
420点分に影響してくると考えて、力を入れましょう!
例年、実施要項でも、「必ずしも授業の”導入”部分から行う必要はありません。」と書かれます。
展開部分、まとめ部分など、どこを切り取ってもよいことになっています。
つまり、逆に言うと、
その単元全体を考えた上で、その中で一番の鍵となる部分を切り取って面接官に見せるということが求められています。
まずは、単元計画を考え、その後1回分授業の指導案を作ります。
(大阪府では、単元計画等を提出することはないので、書式にまとめる必要はありません。自分が分かっていれば、頭の中で考えておくだけでも大丈夫です。)
その中から、どこを切り取れば、自分の授業の良さ・面白さが面接官に伝わるのかを試行錯誤していきます。
テーマは、“学習指導要領の一部”で提示されます。
このテーマ自体を読み違えたり、理解がズレていると、模擬授業の中身もテーマとズレてしまいます。
必ず、「学習指導要領」の本体だけでなく、「学習指導要領 解説」の該当部分もしっかり読み込んで、まずはテーマを正確に理解してください。
模擬授業後には、個人面接が始まりますが、その最初は模擬授業についての質疑応答です。
模擬授業練習を始めたら、この質疑応答までをワンセットにして練習していきましょう。
質疑応答については、こちらのブログで紹介しています!
事前にテーマが発表される大阪府で、一番のNGは「練習不足」。
しっかり作り込み、何度も練習して持っていきましょう。
練習時には、板書、話し方(スピードや声量、間)、目線、発問、所作、指示の明確さ、等々、意識するところが山程あります。
出来れば、自分だけでなく、他の人複数人に見てもらって客観的な意見をもらえるといいですね。
東京アカデミー大阪校でも、模擬授業練習1回(8人定員の少人数制!)と面接個別指導2回をセットにした対策講座をします。
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