東京アカデミー大阪校
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こんにちは。
東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当の各務です。
さて、大阪市・豊能地区・堺市の1次試験の合否発表も迫ってきました。
大阪市・豊能地区・堺市では、2次試験の面接内で場面指導(豊能地区では、模擬対応と呼ばれる)が実施されます。
場面指導は今からでも練習できますので、発表を待たず、練習を始めていきましょう。
≪養護教諭≫
「教室に行きたくない。」と言う中学2年生の女子生徒の対応をせよ。
≪小学校≫
ある児童から、クラスの皆からいじめられているとの相談を受けた。その児童と放課後に話すことになったため、対応せよ。
≪小学校≫
学級の係決めでAさんが自分の決められた係が嫌だといったところ、Bさんが代わってあげると言った。この場面での指導を説明しなさい。
上記の堺市の例のように、学級活動中や授業中の場面の設定の場合もありますが、ここでは1:1の相談対応の基本的な流れを紹介します。
保護者対応で最も注意すべき点は、
「その場で全て解決(即答)しない」という点です。
内容にもよりますが、5分間程度の相談で全てを解決することはできませんよね?
それなのに、場面指導となると、解決を急いでしまう方が多くなります。
保護者との相談対応については、大阪府教育委員会「保護者等連携の手引き」にとても分かりやすくまとめられています!
特にP.5-10に、流れや具体的な言葉がけが載っていますので、要チェックです🔍
この中の、初期対応(担当者の応対)の初めの部分を行っていると考え、傾聴を意識していきましょう!
大きく分けて、
の2パターンがあります。
それぞれの意識するポイントは、生徒指導提要の「5章 教育相談」のページに載っています。(特にp.109-111)
下記には、重要ポイントだけ抜き出します。
≪児童生徒からの自主的な相談への対応のポイント≫
≪呼出し面接のポイント≫
保護者対応でも、教育相談でも、ロールプレイを実際にやってみると、傾聴が意外と難しいことに気づかれる方が多いです。
傾聴し、相手の言葉(主訴)を引き出すには、一定のテクニックが必要だからです。
ここでは、そのテクニックをいくつか紹介します。
「質問」だけでなく今回ご紹介したような傾聴テクニックも使い、まずは保護者や子どもの思いを把握することを心掛けて、場面指導を練習してみてください♪
東京アカデミー大阪校でも、場面指導練習1回(8人定員の少人数制!)と面接個別指導2回をセットにした対策講座をします。
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