東京アカデミー旭川校
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こんにちは。
東京アカデミー旭川校の鈴木です。
今回からは令和3年3月31日に発表された「医道審議会保健師助産師看護師分科会 保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書」から読み解く
第112回試験の展望についてお話していきます。
この検討部会報告書からは3つのキーワードが読み取れます。
① 既出問題・・・過去問の重要性について
② 長文問題・・・状況設定問題について
③ 視覚素材
今回は①既出問題の重要性「必修問題」についてお話していきます。
検討部会報告書にはこのように掲載されています。➡ 既出問題について
第111回試験において必修問題での既出問題数を見てみると・・・
◆必修問題➡ 36問/50問中(72%)
過去問の流用パターンを見てみると・・・
第108回 午前7(正答率92.2%)
胎児循環で酸素を最も多く含む血液が流れているのはどれか。
↓
第111回 午前7(正答率80.7%)
胎児循環で胎児から胎盤に血液を送るのはどれか。
第100回 午前22(正答率91.9%)
VDT作業による健康障害はどれか。
↓
第111回 午後3(正答率98.7%)
第108回 午前21(正答率98.7%)
黄色のバイオハザードマークが表示された感染症廃棄物の廃棄容器に入れるのはどれか。
↓
第111回 午前20(正答率98.7%)
使用後の注射針を廃棄する容器のバイオハザードマークの色はどれか。
※第111回試験でも数問見られました。
第105回 午前11(正答率98.4%)
内分泌器官はどれか。
↓
第111回 午後12(正答率99.2%)
内分泌器官はどれか。
必修問題では、既出問題を積極的に活用していくと検討部会報告書で述べていますので、過去問題は非常に重要です!
ただし上記のように流用パターンがいくつかありますので、過去問丸暗記ではなく、その周辺知識をしっかりと押さえておきましょう。
※各問題の正答率は東京アカデミー本試験自己採点会からのデータになります。
次回は既出問題、一般問題についてお話します。
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東京アカデミー旭川校の鈴木でした。