東京アカデミー旭川校
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こんにちは。
東京アカデミー旭川校の鈴木です。
令和3年3月31日に発表された「医道審議会保健師助産師看護師分科会 保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書」から読み解く
第112回試験の展望。
今回は前回に引き続き1番目のキーワード「①既出問題」の一般問題編です。
※検討部会報告書にはこのように掲載されています。➡ 既出問題について
第111回試験において一般問問題での既出問題数を見てみると・・・
◆一般問題➡ 28問/130問中(21.5%)
過去問の流用パターンを見てみると・・・
第102回 午後40(正答率74.6%)
入浴中の患者における中心静脈栄養法<IVH>の管理で適切なのはどれか。
↓
第111回 午後44(正答率81.0%)
中心静脈栄養法を受けている患者の看護について適切なのはどれか。
第106回 午後49(正答率93.6%)
高齢者に術後の呼吸器合併症が発症しやすい理由で正しいのはどれか。
↓
第111回 午後51(正答率95.0%)
高齢者が術後に呼吸器合併症を発症しやすい理由はどれか。
第103回(追試) 午後52(正答率不明)
高尿酸血症で正しいのはどれか。
↓
第111回 午後45(正答率56.5%)
高尿酸血症で正しいのはどれか。
2週に渡ってご紹介した「既出問題の重要性」
必修問題、一般問題ともに、引き続き第112回でも過去問は重要です。
いくつかの流用パターンに対応できるように、過去問丸暗記の勉強法ではなく、周辺知識をしっかりと理解していきましょう。
※各問題の正答率は東京アカデミー本試験自己採点会からのデータになります。
次回は2番目のキーワード「②長文問題」についてお話します。
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東京アカデミー旭川校の鈴木でした。