東京アカデミー立川教室
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こんにちは。東京アカデミー立川校の稲荷山です。
目の前に筆記試験も近づいてきたけど、その先にある面接試験も不安になってきた……という方、そろそろ増えてきたのではないでしょうか?
本日は苦手な人の多い「自己分析」について、少しだけお話ししたいと思います。
面接で質問されるテーマと言えば、「志望動機」と「自己PR」です。
自分がなぜその仕事をしたいのか(志望動機)や、自分の長所が何なのか(自己PR)がうまく言えそうにないとき、ありますよね。
そんなときは次の順序で取り組んでみるといいですよ!
1.自分の経歴(いつからいつまで何をしていたか、ですね)を書き出してみる
2.いくつかある経歴の中で、自分がはじめどんなことを考えて(感じて)いたかを思い出してみる
3.時間が経つ中で、その考えがどう変わったのかを思い出してみる
以上をやると、物事を始めたばかりとしばらく経った後での自分の変化に気づけるはず。
能力的な変化……例えば話しかけるのが苦手だったのに、少し苦手意識が薄れたとか、そういった変化があれば、それは新しい長所が身に着いたということですし、
考えが変わった……例えば以前まで何も感じなかった世の中のことに、少し関心を持つようになった…といった変化があれば、それは志望動機づくりのきっかけになります。
先日も、地元がすごく大好きで、公務員として今後も関わっていきたいが、なぜそう思うのか理由が自分でもわからないという女性の面接対策を担当しました。
「ちなみにいつからそう思ってたんですか?」
「思い出せません。でも、高校に入ったころはそんなこと考えてなかったです。」
「でも、高校を出るころには公務員になりたいって思ってたんだよね」
「はい……。」
「地元に興味を持っていなかった高1時代と、高校2年か3年になって興味を持ち始めた頃の間に、何かあったんじゃないですか?」
「一度韓国に連れていってもらって、楽しかったのはよく覚えてます」
「そのとき韓国で経験したことって、今の自分にも少し関係あるかもしれないですね」
「そういえば、そこで知り合った人に地元の写真を見せたら、すごく綺麗な場所だって喜んでくれて、それがきっかけな気がする」
「きっとそれですよ!」
みたいなやり取りをしながら、その方の自己分析のお手伝いをさせていただきました。
自分のことって、意外と知らないものですよね。
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