東京アカデミー町田教室
ブログ
こんにちは!
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー東京校の教員採用試験担当です。
本日8月8日(月)は東京都の一次試験合格発表日です。
二次試験まで残す時間は約二週間と短い期間ですが、しっかりと二次試験に向けて対策を仕上げていきましょう。
今回は2022年実施の東京都個人面接で課される単元指導計画に係る質疑にスポットを当てます。
東京都の二次試験では試験日に単元指導計画(養護教諭の方は学習指導案)の提出が求められ、作成したものを基に質疑が行われます。
その中でも受験生が躓きやすい質疑内容と回答づくりにおいて想定しておきたいことを紹介いたします。
単元指導計画書式例には指導観という項目に「教材観」、指導に当たっての工夫等の項目に「教材の工夫」があり、使用する教材に関して記載する項目があります。
ここでは多くの受験生が「ICT機器」を使用教材として記載するケースが定番となり、面接では活用方法や学習効果について掘り下げる質疑があることが想定されます。
(単元指導計画 出題予想)
・ICTを活用するとありますが、具体的にどのような形で行いますか。
・ICTを活用するとしないとでは生徒に何か変化や違いが考えられますか。
(上記質問と関連して想定しておきたいこと)
・ICT機器を使うことでのメリット・デメリットや児童・生徒の学習効果
・ICT機器使用時にトラブルが起こったときの対応
上記のように活用の場面や児童・生徒の反応や学習効果について問われる可能性がございます。
具体的な活用例や授業で現実的に可能かどうかまでしっかりと想定することが重要となりますので、回答づくりでは下記3点は必ず想定しておきましょう。
【回答づくりで必要な考え】
○ICT機器を使用した具体的な指導内容について
○授業で実現が可能かどうか
○授業中の児童・生徒の反応
なお、ICT機器を使用した授業の参考資料としては、東京都教育委員会HPの下記ページに都内の学校の実践実例などを掲載している情報サイトを複数紹介しています。
≪東京都教育委員会HP≫ → ICTを活用した学習に関する情報サイトの紹介
実践経験が少ない方は上記のサイトを参考にしていただければと思います。
現実的・実践可能な授業計画を入念に考え、指導能力をアピールできるように準備を進めましょう。
東京都二次試験面接対策講座は8月12日(金)から順次開講します。
詳細はコチラ→二次試験面接対策講座