東京アカデミー岡山校
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こんにちは。
公務員試験対策の予備校、東京アカデミー岡山校です。
前回と同様に、今年の試験を振り返りつつ来年の試験に向けてのトレンドを予測していこうと思います。
今回のテーマは「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。
そもそも「DX」とはデジタル技術を用いて、業務フローの改善や新たなビジネスモデルの創出を実現していく
発想や取り組みの総称となります。
民間企業を中心に先進的な取り組みが続いていましたが、行政の分野でも「デジタル庁」の設置に代表されるように動きがかなり活発になってきました。
令和4年の国家一般職の試験でも、基礎能力試験(教養試験)において3問(NO.28~NO.30)の出題がありました。
また令和3年の国家総合職の基礎能力試験(教養試験)で「クラウドファンディング」、「デジタルタトゥー」についての出題(NO.30)もなされています。
このように複数の試験・年度にわたって幅広く(出題は庁の設置や法制度という面からだけではない)問われる傾向が続いてます。したがって、来年以降の筆記試験でも引き続き注意が必要といえるでしょう。
・Society5.0 ・Iot ・5G など
ICT(情報通信技術)に関する次の記述のうち、妥当なのはどれか。
1 .IoT とは、コンピュータによって、人間と同様の働きをもった技術のことである。
2 .5G とは、第 5 世代移動通信システムのことで、超高速、超低遅延、多数同時接続といった性能がある。
3 .キャッシュレス決済とは現金以外の支払い方法のことで、日本ではその比率は約 7 割を占め、国際的に高い水準となっている。
4 .フィンテックとは、定額料金を支払うことで、サービスなどを一定期間利用することができるビジネス形態のことである。
5 .クラウドファンディングとは、人間の知能を AI が超え、社会が加速度的に変化する転換点のことである。
正答:2
一方で面接対策の面からも「DX」への意識はもはや必須のものとなっているといえます。
従来なら、面接官側から話を振られたときに知識として知っていれば十分という状況でしたが、
来年以降はこれらを踏まえて日常の業務を遂行するという姿勢、情報技術の発展に遅れることなくキャッチアップできているかどうかという対応力まで問われる可能性があります。
・県(市)の実施する施策について、知っていることを述べよ。
・DXを推進していく中で、行政としてやるべきことは何か述べよ。
いずれにしても「DX(デジタルトランスフォーメーション)」がもたらす社会の変革に遅れることなくついていくことが必要となります。
ぜひ参考にしてみてください!