東京アカデミー青森校
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青森県・青森市・弘前市・国家公務員等、公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの佐井です。
今回は、来年度(2023年度)受験予定者のために、この夏にまずは何の科目のどの分野を学習すればよいかをアドバイスしたいと思います。
7月27日のブログで教養科目の勉強の仕方をお知らせいたしました。
今回は、専門科目についてお知らせいたしますので、ご参考いただければと思います。
憲法は、地方上級で4~5問の出題となりますが、法律の基礎であるため、初めに学習しなければならない科目です。
また、その他法律系科目の比べても比較的論点が少ないですので、学習しやすい科目です。
全分野から万遍なく出題されていますが、教養試験の政治で基本的人権・統治機構(国会・裁判所)の出題が多いことから、この分野をまずは学習しましょう。
民法は、条文が1,000条以上あり、判例を含めるとものすごい範囲となりますので、ポイントを絞って学習を進めなければとても間に合いません。
まずは、「瑕疵」「果実」「債権」など、法律用語がどんどん出てきますので、よく使われる法律用語の整理から始めてみましょう。
併せて、2022年4月1日施行の改正民法の内容は必須ですので、今から見ておきましょう。
行政法ですが、実は行政法という法律はありません。
行政の範囲が広いため、種々の内容や目的をもった多くの法律から成り立っており、これらを一般に行政法と呼んでいます。
そのため、出題範囲は非常に広くなり、特に出題されやすい分野というものはありませんが、行政強制や取消訴訟など、比較的出題頻度の高い分野を分析して、学習してみてください。
経済学は、地方上級で9問と他の科目と比べて最も多い出題となり、超重要科目ではありますが、最も学習の差が現れる科目でもあります。
ほぼグラフと計算問題となりますが、微分や偏微分、指数計算が必要となりますので、まずは、経済学で使われる経済数学の基本とグラフの理解から学習していきましょう。
政治学・行政学の政党・圧力団体・選挙制度・行政統制などは教養の政治とも関連がありますが、もちろん政治学・行政学の内容が深くなります。
まずは、政治学・行政学の学習につながるよう、教養政治で基本的なところをしっかり学習してください。
財政学は、財政の仕組みや租税制度など、教養経済とも関連があります。まずは、財政学の学習につながるよう、教養経済で基本的なところをしっかり学習してください。
東京アカデミー青森校では、2023年度試験に向けた通学講座10月生が10月29日(土)より開講となります。
10月生の開講に先駆けて、以下の無料イベントガイダンスを開始します。
●大学3年生向けガイダンス
8月27日(土)14:00~15:00
●青森県・青森市志望者向勉強法セミナー
9月17日(土)14:00~15:00
●青森県警・青森市消防志望者向勉強法セミナー
10月1日(土)14:00~15:00
●合格者座談会
10月16日(日)14:00~15:20
また、公務員試験の受験が初めてで、基礎の基礎から対策を取りたい方は、途中入会も受付しておりますので、フリーコール0120-220-731までお問い合わせいただくか、個別相談にご参加いただければ詳しくご説明いたします。