東京アカデミー長崎校
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こんにちは。
公務員試験対策予備校、東京アカデミー長崎校の中村です。
暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
大学など、ちょうど今月から夏休み期間に入ったという方も多いかもしれませんね。
公務員試験合格を目指す大学生などの中には、この夏休みに、自治体等のインターンシップや部活・サークル活動、アルバイトや留学などにも力を注ごう!という方も、いらっしゃると思います。
このような座学以外の活動の中で、『ボランティア活動はやっていたほうがいいですか?』、『ボランティア活動は公務員試験に有利ですか?』など、ボランティアについて受講生から質問されることも少なくありません。
公務員試験の面接は、受験者の過去の行動に関する具体的事例を聞き取ることで行動特性(コンピテンシー)を分析し、将来の行動を予測する手法が主流となっているため、面接での「ネタ」作りのためにもボランティア活動を含め、大学の勉強以外に何かしらの活動を経験することはとても大切です。
しかし、ボランティア活動を経験することが、必ずしも公務員試験合格につながるわけではありません。ボランティア活動の経験が無く、最終合格した受講生も過去多数います 😛
大切なことは、ボランティア活動を数多く経験するということではなく、「そこで何をしたのか」、「そこで大変だった時どのように乗り越えたのか」、「そこでの経験で何を得てどう成長できたのか」、「その経験を公務員になったらどう生かせるのか」など面接でしっかり伝えられる経験をするということです。
それが、ボランティア、アルバイト、サークル・部活動、インターンシップ、ゼミ活動など基本的になんでもいいと思いますし、これらの活動を必ずしもすべて経験する必要もありません。もちろん、活動内容が多ければ多いほど話すネタも増えるメリットもありますが、一つの経験でも、協調性や積極性、責任感など社会人にとって必要な資質を持ち合わせている自分を面接で具体例を交えてアピールできればそれでよいのです。
尚、やはりボランティア活動はやっておきたい!という方は、
◎公務員になってやりたい仕事と関連した内容のボランティア
◎志望先の自治体等が募集しているボランティア
◎様々な人と関わることができるボランティア
◎1日だけだはなく、ある程度長期間活動できるボランティア
などいいかもしれませんね 😀
ボランティアを行うことで視野が広がるなど得られることも非常に多いと思いますが、自己PRや志望動機にもつながり、また、ボランティア活動の経験があるというだけで、面接で好印象を与えることにもなり、メリットは少なくありません。
内容を吟味しつつ、自分の状況も踏まえた上で、あまり無理をせずに活動できるボランティアをおすすめします!