東京アカデミー津田沼校
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こんにちは、教員採用試験の予備校=東京アカデミー立川校の教員採用試験対策担当です。
昨日、東京都教員採用試験の一次合格発表が行われました。
早い方では約10日後には二次面接試験日となります。
そこで本日も二次面接試験対策として、本番で聞かれそうな質問を予想してみたいと思います。
東京都の個人面接試験の中で行われる「場面指導」についての予想を行います。
児童・生徒対応では、「授業がつまらないと言われたらどうするか」「授業中、おしゃべりをやめない児童(生徒)がいたらどうするか」などは定番で聞かれていますが、今年注目したいのが、「特別な支援が必要な子どもへの対応」です。
実際に東京都で、
といった質問が過去にされています。
以前にも、当ブログでもご紹介しましたが、
「通級による指導実施状況調査(文部科学省2019年5月)」の結果によると、特別な支援が必要な児童生徒の数は増加傾向にあります。
また、「特別支援教育を担う教師の養成の在り方等に関する検討会議報告(2022年3月31日)」では、全ての教師が比較的若い時期に特別支援教育を担当することが特別支援教育の経験者を増やすために最も有効であり、今後特別支援教育の対象者の更なる増加が見込まれる状況を踏まえても必要性が認められる(P.12参照)、との記載もあります。
こういったことからも、特別支援学校を志望していなくても、その対応について考えておくことは必要であると考えます。
それでは、本試験で想定される質問とその対応を構築するための参考資料を以下に挙げたいと思います。
【想定質問】
【参考資料】
他の生徒対応にも共通しますが、「チーム学校」として連携しながらの対応を行う点は、回答に盛り込むと良いと思います。
また、子どもたちの特性によってどのような対応が必要かは異なるはずなので、しっかりと対象の子どもと向き合って支援を行うことが重要です。
なお、追加の質問で具体的な対応について聞かれる場合を考えておく場合は、文部科学省の「教育支援資料」が参考になります。
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コチラ→ https://www.tokyo-ac.jp/school/kanto/tachikawa/course-list/adoption/kyosai_22nijimensetsu/