東京アカデミー大阪校
ブログ
こんにちは、大阪校の国家試験対策担当です。
7月29日に、今年度の国家試験の日程が発表されましたね。
みなさんはもう確認されましたか?
さぁ、これで国家試験までの残り時間は確定しました。
あとは、着実に進めていくだけです!
今日の高正答率問題は、「応用栄養学」から2問ご紹介します。
92 更年期の女性にみられる生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 黄体形成ホルモン( LH )分泌量は、減少する。
⑵ 卵胞刺激ホルモン( FSH )分泌は、亢進する。
⑶ 一酸化窒素合成は、亢進する。
⑷ 骨形成は、骨吸収を上回る。
⑸ 血中LDL コレステロール値は、低下する。
正答は⑵。正答率85.7%でした。
8.6%の方は、選択肢⑴を選択されました。
更年期女性の生理的変化については3 年連続の出題でした。
エストロゲンの分泌が低下し、ネガティブ・フィードバック機構による上位ホルモンの分泌が抑制されず、黄体形成ホルモン( LH )と卵胞刺激ホルモン( FSH )の分泌量は亢進。卵胞刺激ホルモン( FSH )と黄体形成ホルモン( LH )は、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)です。
95 85 歳、女性。身長148cm、体重38kg、BMI 17.3kg/m2 。食事は自立している。塩味を感じにくくなり、濃い味を好むようになった。この3 か月は、食事中にむせることが増え、食欲が低下し、体重が2kg減少。歩行速度の低下もみられる。この女性の栄養アセスメントの結果である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ エネルギー量は、充足している。
⑵ 除脂肪体重は、増加している。
⑶ 筋力は、維持している。
⑷ 嚥下機能は、低下している。
⑸ 塩味の閾値は、低下している。
正答は⑷。正答率97.3%でした。
あたなはいかがでしたか?
みんなが得点している科目です。しっかり得点できるようにしたいですね。
第36回国家試験 問題は厚生労働省のHPで確認いただけます。
※正答率は、弊社自己採点会へご参加いただいた方の解答データを基にしています。