東京アカデミー立川教室
ブログ
こんにちは。
教員採用試験対策の予備校・東京アカデミー立川校の弓削です。
本日は、前年の東京都教員採用試験に最終合格した方から、集団面接(討論)の対策法についてお聞きしましたので、以下にご紹介いたします。
今回は東京都の集団面接についてお話しします。
集団面接は指定されたテーマに沿って、意見発表→討論の順番で行われます。このテーマに関しては一次試験の合格通知と同じタイミングで討論のテーマが4つほど記載されたものが配られます。当日はこの中から1つ指定されるので、まずは、一次試験に合格したらそのテーマに沿って意見発表を考えておくことが大切です。
二次試験はこの集団面接から始まり、その中でも意見発表が一番初めのアクションになるので、ここでの印象は二次試験の印象に直結すると言っても過言ではなく、とても重要になってきます。
ここからは実際の試験の内容に沿って、私の考える集団面接の捉え方と心掛けていたことについてお話しします。
初めの意見発表でそれぞれに与えられる時間は2分です。論文と同様に序論(課題に対する背景や課題の捉え方)本論(方策)結論(まとめ)にわけて組み立てるのが最適かと思います(これは東京アカデミーの二次試験対策講座で教えていただきました)。
また、この意見発表は受験者同士で発表し合うというよりは、試験官に意思表示をするというような形になります。ですので、話し言葉や崩した表現はあまり使わずに丁寧かつ端的な表現ではっきりと伝えるように心掛けると印象が良いかなと思います。
討論の対策に関しては、とにかくいろんな人と練習をして回数をこなしていくことが何よりも効果的だと思います。実際の試験ではひたすら自分の意見を伝えてくる人や、全く発言しない人、話し合いとずれたことを話してくる人など、どのような人と一緒になるのかわかりません。そこで、色々な人と一緒に討論の練習をする中で、自分をどう活かすかを鍛えていく必要があります。
自分だけで対策し自己完結させた状態のまま試験に臨むと、先程述べたようにひたすら自分の意見を伝える人、話し合いとずれたことを話してくる人になりかねません。集団面接は「異なる学校から集まって研修をする教員同士」という設定だったので、意見発表とは違い、グループで一つの課題に対して解決方法を討論していく姿勢を見せていくという意識を持つといいです。
内容については、うまいことを言えなかったとしても他教員などと協調性をもって児童・生徒のことを真剣に考えているということを表現すると試験官からは好印象になると思います。
最後にまとめになりますが、
意見発表は対試験官を意識した意思表示
討論は受験者同士で協力して課題解決に向かっていく姿勢を試験官に見せる
というイメージをもって練習をしてみてください!
東京都の集団面接(討論)試験に臨むにあたって、意見発表や実際の討論の際に心掛けていたことをうまく言語化してくれていると思います。
ご参考になりましたら幸いです。
東京アカデミーでは二次面接試験の総仕上げを行う「二次試験面接対策講座」の申込受付中です。
東京都対応講座では、集団面接(討論)の実践練習も行う予定です。詳細はコチラをクリック・タップして講座内容をご確認ください!