東京アカデミー札幌校
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札幌校の手島です。
北海道地区も「岩見沢市」や「小樽市」が秋採用の募集をしており、いよいよ今年の公務員試験(大卒程度)も後半戦です。
今日は秋の公務員試験に向けた「時事」の出題予想についてお話します!
【業務に関係する時事が出やすいという傾向がある】
今年の国立大学法人等職員採用試験(7月3日実施)でもそうでしたが、実際の業務に関連する話題が出やすい傾向があります。国立大学法人の場合、「世界大学ランキング」に関連して「論文の引用件数」や「産学連携」という知識に関する出題が見られました。
国立大学の運営業務は「指定国立大学法人制度」や、いわゆる「10兆円ファンド」など国内だけでなく国際的にも競争化の波の中にあります。こうした事情を踏まえての出題となったわけですね。
このように、実際の職務に関連する内容の「時事」は押さえておいて損はないといえるでしょう。
【ねらわれやすいのは「教育」・「子育て」の分野か】
これを受けて秋試験(C日程)についてはどうなるのか?ズバリ「教育」や「子育て」に関する出題が狙われやすいといえると思います!
実際にB日程(7月10日に実施)においても「ヤングケアラー」、「子ども食堂」の定義についての理解を問う出題が見られました。
さらに「待機児童」は東京都の小池知事の重点政策としても有名で、地方行政に共通の課題といえるでしょう。
また、「教育」・「子育て」は他の分野と絡めやすい(例えばヤングケアラーなら厳密にいえば「福祉」の分野の話題です)という特性があり、問題が作りやすいという事情もあります。
対策としては、上記の用語で聞いたことのないものはネット検索等で一定の理解をしておくこと、さらに教育現場でのICT活用に関する政策・動き(GIGAスクール構想など)をひと通り目を通しておくだけでも得点に結びつくかもしれません。
「時事」は短い時間で点数を稼げるコスパの良い科目になるので、最後までチェックし続けましょう!