東京アカデミー神戸校
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みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校,東京アカデミーです。
今回は国家公務員(一般行政)の面接試験で特に聞かれやすい質問、調べておきたい情報をご紹介します。面接試験直前ではなく、まだ時間のある今のうちから事前準備をしておきましょう。
国家公務員の試験では、面接に先立ち、受験者に面接カード(履歴書、エントリーシート)を書かせ、それをもとに質問がされます。短時間で多くの受験者を評価しなければならない面接官にとって、受験者の人物像や職務適性を見る重要な資料となります。
国家一般職の面接カードの中でも特に重要なポイントはこの3つです。
①志望動機
公務員に「なぜなりたいか」ということだけではなく、公務員になって「何をやりたいのか」を具体的に書きましょう。
②印象に残っている体験
この記載内容をもとに、面接官は受験者の行動を引き出そうとします。深く突っ込まれても答えられるように事前に準備をしておくことが大切です。
③自己PR
長所を書くのが基本であり、否定的・消極的な表現は避けましょう。また、長所を今後どのように仕事に活かすのかということまで言及するとよいです。
カードに記入したあとは、自分が面接官なら記載内容からどのように質問をしていくか想定して、受け答えの準備をしておきましょう。答える際に矛盾が出ないように、入念に準備をしておくとよいでしょう。
面接カードにも記入欄がありますが、面接のなかでは必ず聞かれます。志望理由だけでなく、業務内容や官庁での取組なども聞かれますので、必ず調べておくようにしましょう。
・志望官庁のホームページ、パンフレット
あらかじめ志望官庁をいくつかピックアップしておき、ホームページやパンフレットなどで、業務内容を確認しておきましょう。また現在取り組んでいる政策についても必ず見ておきましょう。
それでは実際に、昨年の面接試験ではどのように質問がされていたのかを確認しましょう
令和3年度 国家(高卒) 関東甲信越地域 区分:一般職 行政(事務)
面接時間15分 試験官3人
面接質問事項
1.緊張しているか。
2.(面接カード記入事項より)志望動機を述べよ。
3.(質問2で防災について話したため)どのような防災に携わりたいか。
4.(面接カード記入事項より)志望官庁について。
5.(面接カード記入事項より)印象に残った体験について。
6.(質問5の回答を受けて)私生活でどのように役立てたか。
7.(質問6の回答を受けて)どのような工夫をしたか。
8.(面接カード記入事項より)好きな学科について。
9.(質問8の回答を受けて)どのような影響を受けたか。
10.(面接カード記入事項より)自己PRをせよ。
令和3年 国家(高卒) 東海北陸地域 区分:一般職 行政(事務度)
面接時間15分 試験官3人
面接質問事項
1.会場までどのくらいの時間がかかったか。
2.(面接カード記入事項より)外務省を志望した理由を述べよ。
3.(面接カード記入事項より)税関を志望した理由を述べよ。
4.(面接カード記入事項より)スリランカの学校との交流はどのようなことをしていたか。
5.(面接カード記入事項より)高校時代の英語の取り組みとはどのような内容か。
6.(面接カード記入事項より)ハンドボールはどのようなスポーツか。
7.(質問6の回答を受けて)部活動での活躍を述べよ。
8.(質問7の回答を受けて)部活動で心掛けていたことはあったか。
9.(質問6の回答を受けて)なぜハンドボールを始めようと思ったか。
10.嗅覚が優れていて良かったことはあったか。
11.すぐに成果が出ない場合はどうするか。
その他 感想・アドバイス
次回は8/20(土)更新。『警察官試験の面接試験』についてです。お楽しみに!