東京アカデミー町田教室
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こんにちは。東京アカデミーの公務員担当です。
本日のブログは、面接対策のうち「自己PR」についてお伝えします。面接試験だけでなく、出願時の願書・エントリーシート対策にも共通するお話です。
面接官は、受験者の「協調性」(集団内で協力し、調和していけるか)、「積極性」(自ら進んでものごとを行う意志があるか)、「表現力」(自分の考えを正しくわかりやすく人に伝えることができるか)などを見ています。
アピールする自分の強みが見つからなくて困っている受験生も多くいるのではないでしょうか。そのような方は、以下のポイントを参考にしてみてください。
例えば、部活動では、「大会で優勝した」とか「コンクールで入賞した」などと、華々しい結果をともなっている必要はありません(公安職の資格加点などは除きます)。面接官が見ているのはむしろ、その結果に行きつくまでの過程です。多くの部活動では、部全体あるいは部員ひとり一人が何かしらの目標を持って取り組んでいると思います。どのような目標を立てたのか、その目標に向けて具体的にどのようなことをやってきたのか、その時に何を意識していたのかなどが過程ですので、改めて振り返ってみると良いでしょう。また、結果の良し悪しに関わらず、その経験により何を学んだのかという、結果の先についても考えてみましょう。
部活動でも学校行事でも自信をもって伝えられることがないという方も、別のエピソードから考えてみてください。趣味などの些細なことで構いません。過去の受講生で、なかなか自分の強みが見つからないと相談してきた方がいました。その方をもっと知るために雑談を交えている中で、趣味が「山を登ること」であることがわかりました。さらに細かく話を聞くと、2,000m級の山に登っているとのことでした。2,000m級の山に登るには当然準備や計画が必要でしょうし、山頂を目指すにあたっての苦労もあったことでしょう。私は、すぐに「登山のことを面接で話そう!」と彼(男性でした)に伝え、結果的にその方は某市役所に最終合格しました。
これまでの経験を振り返ると、強烈な印象に残っていることほど思い出しやすい一方で、趣味などの部分は盲点になりがちです。エピソードをまとめるときには、プライベートなことまで範囲を広げたり、家族や友人など周囲の方に話を聞いたりすると、自分の思いもよらぬ強みが発見できるかもしれません。
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