東京アカデミー静岡校
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2023年の教員採用試験を受験する予定の皆さん(今の時期だと主に大学3年の方になりますね)こんにちは!
東京アカデミー静岡校の教採担当 自称「中の人」です('◇')ゞ
静岡県の2022年採用試験も8月19日には最後のグループの面接が終わり後は発表を待つのみとなります。ですから、2023年
受験の皆さんにとってはちょうど採用試験1年前になりますね。教採の採用試験対策は丸1年必要なものではありません。
ただ、これからの1年には教育実習の期間があったりそれ以外にも様々なやらねばならないことがたくさんあります。だから
早めにスタートして、ゆとりのあるスケジュールで教員採用試験対策に臨みたいですね。
1次試験の筆記試験は2つに大別されます。
■教養試験
■専門試験
教養試験はさらに2つに分類されます。
①一般教養
②教職教養
①一般教養は基本的には高校までで学習する5科目すなわち
「国語」
「社会 (歴史・地理・政治・経済)」
「数学」
「理科 (物理・化学・生物・地学)」
「英語」
その他に「一般時事(国際情勢・文化・スポーツなど)」の問題が出題されます。
②教職教養はさらに4つに大別されます。
「教育原理」 学習指導・生徒指導・教育時事など
「教育法規」 憲法・教育基本法・学校教育法・教育公務員特例法・地方公務員法など
「教育心理」 学習の理論・発達の理論・教育評価など
「教育史」 西洋教育史・日本教育史など
全国的には「教育原理」の出題比率が最も多くついで「教育法規」「教育心理」の順で出題されます。静岡県も同様です。
専門試験は志望する校種の教科の指導力を問う試験です。静岡県の小学校の場合は4教科(国語・算数・理科。社会)が
必須問題で、それ以外に2教科を選択(音楽・図画工作・体育・家庭・英語)問題として解答することになります。
中高の場合は受験する教科の知識が問われますが、いずれの場合も学習指導要領の教科指導法や指導案についての出題が
あります。教養試験よりも配点を高く設定していますので最優先で学習して高得点を目指してください。
静岡県では1次試験では論文は出題されません。高校受験者の場合は、2次試験で論文が課されます。
静岡県のテーマは
「教師論」 理想の教師とは・信頼される教師とは など
「教育論」 心の教育への提案・児童生徒の探しの旅をどう助けるか など
「生徒指導・学習指導」 いじめにどう対処するか・授業についていけない児童生徒にどう対処するか など
いずれのテーマにおいても教師になりたいという伝わる文章が必要です。
次回からは静岡県の2022年実施教養試験の問題についての解説を実施していきます!
9月11日(日)13:00~14:30で静岡県 教採傾向分析会を実施します。
詳細ページをご覧になって頂き、ぜひお申込みください。