東京アカデミー札幌校
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札幌校の手島です。
今日は「SDGs」について、その内容を試験対策の目線で確認しようと思います。
この時期は「秋の試験も頑張ろう」という4年生や、「来年の公務員試験では必ず合格を勝ち取りたい!」という3年生の両方が公務員試験を意識する時期にあたります。
ある程度の知識はすでに持っている方もそうでない方も、ここでもう一度確認しておきましょう。
【そもそも「SDGs」とは】
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)を意味し,2001年に策定されたミレニアム開発目標の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
⇒大事なのは、国際的に定められた(しかも全会一致で)目標で、17個あるという点です。当然ながら日本もこれを達成するために積極的に取組を行っています。
具体的には「SDGs推進本部」を設置して、重点化して取り組むべき項目を「SDGsアクションプラン」という形でピックアップして2017年以降毎年発表しています。
【みなさんが公務員試験を受けるとき、実際に公務員になった後にどう関係するのか】
上記の動きを受けて、いくつかの地方自治体が「SDGs未来都市」に選定され、その活躍を期待されています。道内関連だと北海道庁と札幌市が2018年に選定されています。
【公務員試験を受けるとき】には、教養試験(筆記試験)の「時事」の一つとして出題される可能性があるほか、面接試験の質問の中で「ウチの市役所の取り組みについて知っていますか?」といった形で聞かれる可能性もあります!
【実際に公務員となったあと】は、かなり密接に仕事にかかわってくるはずです。なぜなら17個の目標のうち、「貧困をなくそう」、「すべての人に健康と福祉を」、「質の高い教育をみんなに」の部分は市役所や都道府県庁の仕事と特に関連が深いためです。
国際目標と聞くと、どこか遠い世界の話に聞こえますが、実は日々のくらしととても関係が深いことに関する目標なんだという点はしっかり頭に入れておきましょう!
各々の自治体の取り組みや他の開発目標について自分なりにネット検索してみるのも勉強の一つになるはずです。
ぜひ検索してみてください!