東京アカデミー札幌校
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札幌校の手島です。
最近多くお問い合わせいただく内容に「公務員受けようと思ったら筆記試験はSPIってなってた・・・どうすれば良いの?」というものがあります。
今日は道内公務員試験についてのSPIの利用状況、よくある質問へのご回答など説明していこうと思います。
※SPI自体の説明については当ブログの過去記事(2022.7.4掲載)もご覧ください ⇒ 詳しくはコチラ
【道内の試験のSPI利用状況】
道内の公務員試験でもSPIの活用の動きが強まってきています。札幌近隣では北広島市、江別市、石狩市、恵庭市、小樽市、千歳市などが筆記試験をSPIによって実施するとしています。それ以外にも旭川市、苫小牧市、登別市なども利用しています。
従来の公務員志望者にとどまらず幅広く優秀な人材を確保したいとの思いから民間就職との併願を期待してこのような試験制度を構築したといわれています。
【よくある質問① どうやって対策すれば良いの?】
公務員試験をメインに考えている方(例 札幌市を第1志望として、併願先の市町村がSPIを利用している)であれば、普段の「数的推理」や「判断推理」の学習が役立ちます。
「数的推理」で出てくる割合算や速さの計算、利益算はSPIでも頻出の内容になります。ただし注意点としては1問あたりの解答時間がかなりタイト(1問あたり1分~2分30秒)だということが挙げられます。
したがって併願先の試験でSPIが必要な場合は普段からテキパキと処理していくクセをつけていきたいところです。
あくまで併願(民間就職と両にらみ)の方は、市販のSPI問題集を1冊こなしておくだけでも効果はあると思います。SPIの場合は理論の難しさや理解というよりも慣れが重要になってきます。その意味でも問題集での演習は効果的といえるでしょう。
【よくある質問② いつから勉強すれば良いの?】
受験先がSPIを利用するとわかったらすぐに始めましょう。
問題集を1周終わらせるだけなら1~3カ月あれば十分ではあります。しかし、「この分野は苦手だな」とか「ここは思ったよりできるな」という問題への得意不得意を把握するまでには思いのほか時間がかかります。
SPIの試験結果は点数ではなく、分野別に1~7の段階別評価が与えられ、その合計で合否が決まります。できるだけ高い評価を得るためには準備を怠らないことが大切です。
先延ばしすることなく出来ることはすぐにとりかかることが大切ですね!
今日の内容は以上となります。
さて来週のブログでは今年度の合格者の声をお届けする予定です。判明した分から順次掲載する予定になるので
お楽しみに!!