東京アカデミー長崎校
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みなさん、こんにちは。東京アカデミー長崎校です。
新型コロナウイルスの影響もあり、近年の公務員試験では、テストセンターで教養試験を行う自治体が増えています。
テストセンターといえば、SPIを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、近年、多くの自治体の試験で取り入れられているのがSCOA(総合適性検査)試験です。民間企業の入社試験でも取り入れられている試験でもあります。
この試験で高得点を取るためには、まずSCOAの特性をしっかりと理解することが大切です。SCOAは公務員試験の教養試験と内容が重複している部分も少なくありませんが、より基礎知識を問う問題が多いです。一問一問の難易度は高くありませんが、60分120問と問題数が多く、正確にスピード感を持って解答していく必要があります。
SPIと異なり、自然科学や社会科学など『常識』分野からの出題があるのが特徴です。また、SPIは知能検査の要素が強く、SCOAの方がより難易度は低めです。
出題形式の違いとしては、
・SPIは問題ごとに制限時間がありますが、SCOAに1問ごとの制限時間はありません。
・SPIは問題を飛ばしたり問題間を行き来したりすることができませんが、SCOAでは可能です。
計120問を試験時間60分(1問30秒)で解くもので、5尺度版は『言語』『数理』『論理』『英語』『常識』の5科目から、3尺度版は、『言語』『数理』『論理』の3科目から構成されています。各科目の問題が1~2ページごとに交互に出題されるスパイラス方式を採用しています。
言 語:言葉の意味、文章理解など
数 理:四則計算、方程式、数列など
論 理:サイコロ、推論、判断推理など
英 語:単語の意味、空欄補充など
常識(社会):地理、歴史、公民
常識(理科):物理、化学、生物、地学
※SCOA-Aでは、時間配分が重要です!テスト開始直後に一通り目を通してあらかじめ時間配分の予想を立てましょう。
SCOA-Aのように一括で問題を解くのではなく、1科目ごとに時間を区切って行われ、受験者の能力を精密に測定するためのテストです。4尺度(『言語』『数理』『論理』『英語』)と3尺度(『言語』『数理』『論理』)があります。
各SCOA試験に共通の性格テストで、基礎能力検査とセットで実施されます。受験者の適性を気質、性格特性、意欲・態度の3側面から測定し評価します。
前半は、組になっている2つの文章を比較し、あてはまるものを選択し回答、
後半は、質問に対してYes・No・?の3択から一つを選ぶものです。
あまり深く考え込まずに、直感で答えましょう。回答結果に矛盾している部分が多いとマイナス評価に繋がりますので注意が必要です。
事務適性を評価するためのテストです。試験時間は約50分で実施科目が多く、科目ごとに制限時間が区切られて実施されます。
照 合:左右の文章を比較して、間違えている箇所を回答
分 類:与えられた手引きによって、ことばや数字を分類し、あてはまる番号を回答
言 語:5つの単語の中から、対義語または同義語の関係にあたる単語2つを探す
計 算:2~3桁の計算問題(四則計算)の穴埋め
読 図:グラフから読み取れる内容からの問題
記 憶:暗記した内容に関する問題
暗記問題以外は、各項目の前に練習問題がありますので安心して臨めます!
いかがでしょうか!?事前に試験内容をしっかり確認して、対策を行っておきましょう。
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